「40代を迎える前に、やり残したことを消化したい」——そんな葛藤や期待を抱く世代の心に深く響く名作でした。
大人ならではのリアルな葛藤や挑戦を、ポップかつ真摯に表現した『40までにしたい10のこと』は、主に30代から40代の視聴者から熱い支持を得ています。
主人公が勇気を出して一歩を踏み出したあの街角や、願いを叶えた思い出の場所、感情が揺れ動いた劇的なシーンのロケーションは、どれもリアルに足を運べるスポットばかりです。
今回は、ドラマ『40までにしたい10のこと』に登場したすべてのロケ地を、詳しいアクセス方法とともに分かりやすく解説します。
作品の世界観に浸りながら、あなただけの「やりたいことリスト」を叶える旅へ一歩を踏み出してみましょう。
『40までにしたい10のこと』のあらすじとロケ地が話題を呼ぶ魅力について

年齢の大台を前にした上司の十条雀が、密かにノートに綴っていた「40歳までに達成したい10の目標」を、部下の田中慶司に偶然見られてしまうことからストーリーは始まります。
たこ焼きパーティーや憧れのパフェを食べるなど、ごく普通のささやかな願いを二人三脚でクリアしていくプロセスの中で、職場の先輩・後輩という関係性が、緩やかに恋愛へとシフトしていくラブストーリーです。
本作で描かれる「挑戦」は、決して贅沢なバカンスなどではなく、「駅へと続く坂道で立ち止まる」「なじみの商店街をぶらりと歩く」「喫茶店でパフェを満喫する」といった、日常の延長線上にあるスポットばかり。
そのため視聴者は、雀と慶司の胸が高鳴ったあの名場面を、現実に存在する同じロケーションでリアルに体感できることが大きな反響を呼んでいます。
トラブルに巻き込まれるような派手な展開はなく、二人の絶妙なトークの間合いや、ふとした瞬間の距離感の変化によって物語は静かに進んでいきます。
なかでも、駅へと続く紅葉坂で雀の後ろ姿に向けて慶司が呼びかけるシーンは象徴的です。
ありふれた日常の風景の中で、息を切らしながらも必死に想いを伝えようとする彼の声の微小な震え。
それは、これまで自身の感情を押し殺してきた慶司が、初めて心からの言葉を口にしようとする決意の表れでもあります。
ロケ地は単なるセットに留まらず、二人のフィジカルな距離とメンタルな距離のシンクロを視覚的に表現する重要な役割を果たしているからこそ、多くのファンがその場所に足を運びたくなるのです。
本作に登場する聖地は、まさに「大人の恋愛模様が溶け込んだ何気ない日常」そのものと言えます。
身近な場所だからこそ、訪問後もドラマの心地よい余韻を自身のライフスタイルの中に持ち帰り続けることができるでしょう。
【ロケ地一覧】『40までにしたい10のこと』各話の主な撮影現場
それでは、ドラマ『40までにしたい10のこと』のロケとして実際に使われた具体的なスポットを順に確認していきましょう。
| 登場したシーン | ロケ地・施設名 | 都道府県・国名 |
|---|---|---|
| 第1話:会社帰りの飲み会で、雀が“いつもの自分”を装いながら揺れる夜 | 京出汁おでん・青森地鶏 酒場634 新橋店 | 東京都 |
| 複数話:雀の生活圏として映る商店街(買い物・帰り道の空気感) | プロムナードお花茶屋(お花茶屋商店街) | 東京都 |
| 第12話:ふたりで“千疋屋のパフェ”を食べるラストのご褒美時間 | 京橋千疋屋 表参道原宿店 | 東京都 |
劇中の切なくも温かい世界観が、実際のロケーションでどのように演出されていたのか、興味深いポイントですね。
続いて、現地への詳しい行き方に加え、撮影時の裏話や実際の雰囲気を交えながら掘り下げて解説します。
パソ先生お花茶屋の商店街、生活の匂いがするのにドラマっぽい



雀の“帰る場所”が具体的だから、慶司がそこに踏み込む一歩が、ちゃんと特別に見えるんだよね
『40までにしたい10のこと』における主要ロケ地の全体像
ストーリーの舞台は東京都内がメインとなっています。
都心のビルに構えられたオフィスや通勤で使う駅・坂道、下町情緒の残る商店街や憩いの公園といった雀のライフラインに加え、「目標リスト」をクリアしていくためのフルーツパーラーやカフェなどが重要な拠点です。
平日の業務中は、会議室やオフィスの通路で「上司と部下」という関係性を崩さずに本音を隠している二人。
しかし、仕事帰りやオフの日になると、飲食店や商店街の温かい空気の中でリストを実行し、次第に「本当の自分」を覗かせるようになります。
物語が終盤に向かうにつれ、街角や駅のホームといった日常の風景の中で、これまで胸に秘めていた本当の気持ちを打ち明ける切ないシーンが増えていきます。
①:京出汁おでん・青森地鶏 酒場634 新橋店|第1話:同僚飲みの席で“距離”が変わる
新橋駅のすぐ近くに位置する「京出汁おでん・青森地鶏 酒場634 新橋店」は、こだわりの京風おでんと地鶏料理が人気の居酒屋です。
地下にある店舗ならではの、しっとりとした大人の雰囲気を演出する照明が印象的で、第1話の重要なシーンに採用されました。
劇中では、雀と慶司が職場の同僚たちと席を囲む「オフィシャルな延長線上」の飲み会シーンとして登場。
店内の絶妙な座席の配置や落ち着いたトーンの明かりが、まだ周囲に隠している二人の微妙な関係性を際立たせ、言葉の掛け合いと相まってリアルな緊張感を醸し出しています。
場所はJR新橋駅からすぐです。駅前で、とてもわかりやすい場所にあります。



同じ店内にいるだけで、「会社の空気のまま言えないこと」が残ってる感じがして、妙にリアル。



ほんとそれ。
| 名称 | 京出汁おでん・青森地鶏 酒場634 新橋店 |
| 所在地 | 東京都港区新橋2-11-1 メナー新橋ビルB1F |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 月~木 17:00~23:30/金 17:00~02:00/土・日・祝 15:00~23:30 |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 1人あたり 約3,000~5,000円 |
| 予約の要否 | 混雑時間帯は予約推奨 |
| アクセス・駐車場 | 新橋駅徒歩圏/駐車場は周辺コインP利用が現実的 |
| 作品ゆかりの展示 | 無し |
| 公式サイト | https://www.dd-holdings.jp/shops/musashi/shinbashi |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/VAH85dkJRLEn2sTa9 |
②:東京都葛飾区・プロムナードお花茶屋|第2話:買い物帰りに並んで歩く“いつもの道”
京成本線のお花茶屋駅北口から続く「プロムナードお花茶屋」は、地域に根差した賑やかな商店街です。
作中では、主人公の雀が普段使っている通勤ルートや生活エリアとして何度も映し出されており、第2話で「たこ焼き用のプレートを購入した帰りに、二人が連れ立って歩くシーン」のロケ地となりました。
用事を済ませた二人が肩を並べて歩くシーンで使われており、ドラマチックなハプニングではなく、何気ない生活風景の中で少しずつ心の距離が縮まっていく「ありふれた日々の尊さ」を表現するための最適な舞台背景となっています。
最寄りは京成本線 お花茶屋駅。



同じ道を歩くだけなのに、「二人がちゃんと生活に戻っていく」感じが残ってて、じわっと来る。



わかるわかる!
| 名称 | プロムナードお花茶屋(お花茶屋商店街) |
| 所在地 | 東京都葛飾区お花茶屋1丁目18番地17号(商店街振興組合所在地) |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 各店舗の営業時間に準拠 |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 散策は0円/飲食・買い物は店舗による |
| 予約の要否 | 不要(店舗利用時は各店ルールに従う) |
| アクセス・駐車場 | 京成本線お花茶屋駅すぐ/駐車場は周辺コインP利用 |
| 作品ゆかりの展示 | 無し |
| 公式サイト | https://www.ohanajaya.info/ |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/bwkdbS89CGD6axKk9 |
③:京橋千疋屋 表参道原宿店|第12話:千疋屋のパフェで迎える、ふたりのエンディング
原宿駅や明治神宮前駅からのアクセスが良い「京橋千疋屋 表参道原宿店」は、上品な佇まいのフルーツパーラーです。
作中では、大きな窓から差し込む優しい自然光に包まれた店内で、雀が自身の「やりたいことリスト」のラストに掲げた特製パフェを堪能し、その姿を慶司が優しく隣で凝視する感動的なシーンが描かれました。
最終回にて、お互いの葛藤や不安を乗り越えた二人が、目標のゴールとして念願のパフェをオーダーします。
ビジネススーツを身にまとったまま、スイーツを前にしてはにかむ雀と、それを満足そうにサポートする慶司。
二人の会話の空気感からは、これまでの全12話を通して育んできた絆の深さがしっかりと伝わってきます。
最寄りはJR原宿駅(表参道口)から徒歩約3分、または東京メトロ千代田線/副都心線の明治神宮前駅(5番出口)から徒歩圏です。休日の表参道は混雑しやすいので、平日や開店直後の入店が写真も撮りやすくおすすめです。



“リストの最後”を店内のやわらかい自然光で撮ることで、二人の空気がそのまま甘く見えるように設計されているんだって。



同じパフェを頼んだ瞬間、画面の外でも「おめでとう」って言いたくなる余韻が来るよ。
| 名称 | 京橋千疋屋 表参道原宿店 |
| 所在地 | 東京都渋谷区神宮前1-11-11 グリーンファンタジア201(2F) |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 11:00~20:00(ラストオーダー等は公式案内参照) |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 平均予算は約2,000〜3,999円 |
| 予約の要否 | 混雑時間帯は予約推奨 |
| アクセス・駐車場 | 公共交通が便利。駐車場は周辺コインP利用が現実的 |
| 作品ゆかりの展示 | 無し |
| 公式サイト | https://www.senbikiya.co.jp/harajuku.html |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/3B4vAvmbwVNVGCqM7 |
ロケ地の一般訪問は可能?『40までにしたい10のこと』聖地巡礼の注意点
結論から申し上げますと、一般の人が自由に利用・見学できるスポットと、そうではないエリアがそれぞれ存在します。
訪問する際は、前もって公式のアナウンスや現地の案内看板などを必ずチェックしておきましょう。
ここからは、問題なく立ち入れる公開スポットと、制限がかかっている非公開エリアに関する留意点に分けて分かりやすく解説していきます。
自由に立ち入り・利用ができる撮影スポット
オープンに公開されている場所の多くは、飲食店や商店街、公道の坂、オフィスビルの敷地内にある公開空地など、日常的に一般の人が行き交うロケーションです。
一例として、「京橋千疋屋 表参道原宿店」はアクセスや営業時間が明確に開示されており、通常の利用客として店舗での食事を楽しむことができます。
同様に、「京出汁おでん・青森地鶏 酒場634 新橋店」も公式に営業情報が公開されており、事前にネット等の予約システムから席を確保して訪れることが可能です。
一方の「プロムナードお花茶屋」も普通の商業ストリートなので自由に歩くことができますが、それぞれの店舗ごとに撮影に関する規約やルールが設けられています。
出向く前に最新の状況を調べ、お店の敷地内でカメラを向ける際は必ずスタッフに許可をもらうようにしてください。
訪問前に最新情報の確認が必要です。
制限区域や非公開のロケーションに関する注意点
ロケ地でも、通常は立入できない場所があります。
撮影に使われた場所であっても、部外者が立ち入ることが認められていないスペースもあります。
ドラマに登場する「社内のオフィス環境」などは、実在する法人の執務スペースや専用のスタジオを借りて撮影しているケースが多く、一般には非公開となっています。
聖地巡礼の際はビルディングの外観や、立ち入りが許されているエントランス周辺の見学に留め、現地のセキュリティスタッフや施設のルールに従って行動してください。
作中の体験を再現!『40までにしたい10のこと』聖地巡礼を満喫する方法
一番のおすすめは、作中でキャラクターたちが実践した「やってみたいこと」を、自分自身の予定として体験してみることです。
実際にたこ焼きを楽しんだり、同じカフェで同じパフェをオーダーしてみたり。二人がクリアしていったささやかな目標を日常の中で再現することで、単なる観光地巡りを超えた「ドラマの世界をトレースする特別な体験」へと変わります。
作品の世界に浸るおすすめの散策プラン
・表参道〜原宿(半日)
千疋屋でパフェを注文し、そのあと表参道を歩く。最終話の流れを、同じ順番で体験できるルート。
・都心ドラマ導線(半日)
大手町プレイス周辺を歩いたあと、新橋の居酒屋へ。仕事の場面から飲みの場面へ移動することで、ドラマと同じ一日の流れを再現できる。
・下町生活圏ルート(半日)
お花茶屋商店街を歩き、駅や近くの公園を回る。雀の生活動線を実際に歩いて確かめるコース。
注意点
飲食店は混雑やラストオーダーに注意。駅や坂道では通行の妨げにならない位置で撮影し、夜間は静かに行動すること。
ドラマの雰囲気を再現できるおすすめの撮影時間
・千疋屋は開店直後〜昼前が比較的空きやすく、窓際の自然光で撮影しやすいです。
・商店街は午前〜昼がシャッターも開き、生活感のある写真が撮れます。
・大手町周辺は高層ビルの影が強いため、日中の明るい時間帯のほうが画面が白くクリアに写りやすいです。
【FAQ】『40までにしたい10のこと』撮影スポットに関するよくある質問
- 質問①居酒屋「酒場634」の撮影で使われた座席に座ることはできますか?
- 質問②お花茶屋商店街にある作中の坂道はどのあたりですか?
- 質問③半日程度で複数のロケ地をめぐることができますか?
- 質問④ドラマに登場したパフェなどのメニューは現在も食べられますか?
- 質問⑤ドラマのような空気感の写真を撮るには、何時頃がベストですか?
①居酒屋「酒場634」の撮影で使われた座席に座ることはできますか?
普通に営業しているお店ですので利用可能ですが、予約状況や混雑具合によっては特定の席を指定するのが難しい場合もあります。
比較的混雑の緩やかな平日の早い時間帯を狙うのがおすすめです。
なお、実際に撮影された正確なテーブル位置はオフィシャルにはアナウンスされていません。
②お花茶屋商店街にある作中の坂道はどのあたりですか?
駅の北口から伸びる商店街の周辺がメインのロケ地とされていますが、具体的なスポットの詳細は公式に開示されていません。
近隣住民の方々の生活道路でもありますので、通行を妨げるような長時間の撮影や立ち止まりは遠慮しましょう。
③半日程度で複数のロケ地をめぐることができますか?
表参道から原宿のエリアであれば、徒歩だけでスムーズに移動できます。
大手町から新橋の間は、電車を使って10分足らずで移動が可能です。
お花茶屋エリアは都心部から電車で30分から40分ほど要するため、1つのエリアに対して半日ずつスケジュールを割り振るのが現実的なプランです。
④ドラマに登場したパフェなどのメニューは現在も食べられますか?
定番のフルーツパフェなどは長年提供されていることが多いですが、シーズン限定のメニューなどは時期によって内容が変更されます。
お出かけ前に、お店の公式ホームページ等で現在のラインナップを確認しておくと確実です。
⑤ドラマのような空気感の写真を撮るには、何時頃がベストですか?
フルーツパーラー(千疋屋)であれば、店内に優しい日差しが入る昼前の時間帯。
商店街(お花茶屋)は、街が活気づく午前中からお昼にかけて。
ビル街(大手町周辺)は、陰になりにくい日中の明るい時間帯が適しています。
時間帯が変わると作中のイメージと異なる写真になることがあります。
ファンの感想は?『40までにしたい10のこと』ロケ地をめぐるSNSの反応
ドラマ『40までにしたい10のこと』のロケ地に対するSNSの声をご紹介します。
本作の撮影場所についてリサーチを行ってみたところ、実際にドラマの舞台となったスポットを訪れ、その感想を投稿しているファンが非常に多いことが判明しました。



日常の角を曲がった先に、あの二人の空気がまだ残ってる感じ…



たまらないよね。
本作のロケ地巡りが持つ最大の魅力は、きらびやかな観光地ではなく「日常に寄り添った身近な風景」である点にあります。
作中で二人が笑顔を交わした同じ空間で同じ味を堪能し、同じ坂道を歩んでみることで、最終回で描かれたあの温かい空気感が、そっと自分の毎日にも溶け込んでいくような感覚を味わえるはずです。








