『母の待つ里』のロケ地まとめ|誰もが求める「ふるさと」を演出する遠野市

孤独を感じ、疲れた大人たちがふるさとに帰り母に再会する―――。誰もが求めたことのある、そんな温もりある田舎の風景は、現代とは一線を引いたような昔ながらの曲り家で撮影されました。セットとは思えない母のいる村は、岩手県遠野市にある観光施設が使われています。
日本にまだこんな場所があるのか、と思わず感じてしまう田舎の風景。最先端の技術にふれ、どこにいってもコンピューターに触れてしまう現代の日本人にとっては、癒やしを感じざるを得ない光景です。
彼らが帰っていく「ふるさと」を見事に体現した岩手県遠野市の施設への行き方から、その近辺に点在するロケ地や名所など、3カ所+αへのアクセス方法をまとめました。
これらの場所に降り立つと、田舎に帰る「子どもたち」である松永徹・古賀夏生・室田精一らの姿と、彼らの心境がイメージアップされることでしょう。
岩手県遠野市エリアのロケ地を、地図付きのアクセス情報と共にご紹介します。
- 「母の待つ里」のロケ地が気になる人
- 田舎の風景に癒やされたい人
- どこか懐かしい一昔前の風景を体感してみたい人
母の待つ里とは?ロケ地が注目される理由

「母の待つ里」は、都会で孤独に暮らす還暦世代の男女が、東北の里山で「母」と温かい交流を重ねる、心温まるヒューマンドラマです。しかし、「母」は実は血縁ではない「偽りの関係」で、高額な疑似体験サービスを通じて本物の家族以上の救いや安心感を見いだしていく、というストーリーです。
この作品の見所は、なんといっても「誰が見ても懐かしく感じるふるさとの風景」です。高齢の母が待つふるさとに帰る、という設定の中で、この田舎の風景は不可欠と言えるでしょう。
舞台となった場所として、具体的には岩手県遠野市にある「遠野ふるさと村」が挙げられます。CGに全く頼ることなく、田舎の風景を演出しています。
心にじんわりと灯る温もりや昔懐かしさを感じる風景は、「一度立ち寄ってみたい」と感じるファンの心をくすぐります。
母の待つ里のロケ地まとめ
さて、ここからは実際に母の待つ里の撮影が行われたロケ地を具体的にご紹介していきます。
| 登場したシーン | ロケ地・施設名 | 都道府県・国名 |
|---|---|---|
| 母・ちよが待っていた村 | 遠野ふるさと村 | 岩手県 |
| 佐々木商店 | 鳥屋部商店 | 岩手県 |
| 駒賀野駅 | 宮守駅 | 岩手県 |
母の待つ里の世界観が、実在するこれらの場所でどう表現されたのかすごく気になりますよね。
ここからは、現地の実際の写真や詳しいアクセス方法、撮影時のエピソードなどを深掘りして解説していきます!
パソ先生ロケのほとんどが岩手県でされていたみたい



聖地巡礼するにも回りやすくてありがたいね
母の待つ里のロケ地
物語は母・ちよの居る里を中心に進んでいきます。昔ながらの田舎の風景は岩手県遠野市で撮影されました。
孤独を抱えた子どもたちが実家にたどり着き、母に笑顔で迎え入れてもらうシーンが印象的です。
①:遠野ふるさと村|母・ちよが待っていた里
遠野ふるさと村は岩手県遠野市に位置する観光施設で、遠野の昔ながらの農村集落を再現した観光施設です。
作中で3人の子どもたちが孤独を感じて行き着く先が、母の待っているこの村でした。
遠野ふるさと村には、農村風景と里山の癒しの空間が広がります。南部曲り家を巡りながら、馬やポニーと戯れたり、周辺を散策することで、昔懐かしいのどかな時間が楽しめます。
この場所は、車やバスで行くことをおすすめします。バスだと附馬牛線「坂の下」方面行き「ふるさと村」停留所で下車し、そこからすぐに到着します。車が最も一般的で、釜石自動車道遠野ICから約17分で到着します。



遠野ふるさと村は多くの作品の撮影に使われているらしいよ



大河ドラマの「龍馬伝」などでも使われたらしいね
| 名称 | 遠野ふるさと村 |
| 所在地 | 岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛5-89-1 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 3月~10月・・・9時〜17時(入村受付は16時まで) 11月~2月・・・9時〜16時(入村受付は15時まで) |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 一般…750円 学生…400円 高校生以下…400円 |
| 予約の要否 | 否 |
| アクセス・駐車場 | 車:釜石自動車道遠野ICから約12.1km/約17分(無料駐車場100台有) 鉄道:JR遠野駅から約10.5km バス:附馬牛線「坂の下」方面行「ふるさと村」 |
| 作品ゆかりの展示 | 出演者のサイン有 |
| 公式サイト | https://tonojikan.jp/tourism/tono-furusatomura/ |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/ayUextQy4UTYw |
②:鳥屋部商店|佐々木商店
鳥屋部商店は、岩手県遠野市にある約60年続く老舗の酒類販売店です。地元住民の憩いの場として親しまれており、パンやお菓子、お酒などの販売を行っています。
ここは第一話で徹が40年ぶりに里帰りをした際、バス停に降り立ったものの記憶がおぼろげで道に迷い、困惑しながら歩みを進めた道中で立ち寄った商店です。
この商店はJR遠野駅から車で18分の場所にあります。釜石自動車道遠野ICからは約21分の距離です。その他に交通機関は通っていませんので、車で行くのがおすすめですね。



すごく懐かしさを感じる商店だよね



撮影では地元のエキストラも多く参加したらしいよ
| 名称 | 鳥屋部商店 |
| 所在地 | 岩手県遠野市附馬牛町東禅寺5地割92-4 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 10:00~19:00(日曜のみ10:00~17:00) |
| アクセス・駐車場 | JR遠野駅から車で18分 |
| 作品ゆかりの展示 | 無 |
| 公式サイト | 無 |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/gzEV5h2EFvFbDieU8 |
③:JR東日本 宮守駅|駒賀野駅
宮守駅は岩手県遠野市にあるJR東日本釜石線の駅です。
作中では、里帰りをする「子どもたち」がまず降り立つ駅として登場しました。レトロでどこか哀愁漂う駅舎やホームの雰囲気が、作品の世界観を引き立てています。
近くには「宮守」の名を全国的に有名にした「めがね橋」や、恋人の聖地とされる展望広場がある「道の駅みやもり」など、ロケ地巡りに色を添えるスポットが多く点在します。



ここでの撮影風景を見た人も結構いるみたいだよ



松嶋菜々子さんがきれいだったっていうコメントもあったね
| 名称 | JR東日本 宮守駅 |
| 所在地 | 岩手県遠野市宮守町下宮守26地割 |
| アクセス・駐車場 | 無(駅から徒歩数分の場所に無料駐車場有) |
| 作品ゆかりの展示 | 無 |
| 公式サイト | 無 |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/S757VNsJtUBXbQoB6 |
実際に行ける?母の待つ里のロケ地は見学可能?
結論は、ほとんどの場所が見学できます。
ただし、事前に公式情報と現地表示を確認ください。
・どの時期でも一般公開されているロケ地
・日によって入場できないロケ地
順番に解説します!
どの時期でも一般公開されているロケ地
一般公開の代表例は、公共施設です。
この作品は田舎を舞台にしています。出てくるロケ地は駅や商店、橋など、風景に混じるような場所が多いので、いつ行っても見学することができます。
今回紹介した宮守駅はJRの駅ですし、紹介はしていませんが、徹が田舎に帰るために乗っていた電車が渡った橋は、通称めがね橋と呼ばれ、夜にライトアップされるほどメジャーなスポットです。すぐそばまで行って眺めることができます。
日によって入場できないロケ地
ロケ地でも、日によって立入できない場所があります。
今回紹介した遠野ふるさと村は、年末年始と12~2月(または1~3月の一部)の毎週水曜日が定休日となっています。同じく紹介した鳥屋部商店も、明確な定休日は公開されていませんが、年末年始やお盆の時期は前もって確認しておいた方がよいでしょう。
母の待つ里のロケ地巡り(聖地巡礼)の楽しみ方
母の待つ里のロケ地は岩手県遠野市が中心となっていますので、1日あればあらゆるロケ地を巡礼することができそうです。ただし、遠野市へのアクセスには車があったほうが比較的便利なようですので、どの交通手段を使うか、しっかりと検討しておくことをおすすめします。
おすすめの巡礼ルート例
どの季節でも比較的巡礼しやすいロケ地になっています。ただし寒い地域ですので、できる限り降雪期を避けた方が良さそうですね。春~秋の半日~1日かけて巡礼するのがおすすめです。
今回紹介したロケ地を中心に組み立てると、
①JR宮守駅 近くの道の駅やドラマにも登場しためがね橋(宮守駅橋梁)を見物・昼食
②遠野ふるさと村
③鳥屋部商店
④遠野駅
の順で回ると無駄がありません。遠野ふるさと村では馬やポニーと戯れることもできますし、緑あふれる道で自然を存分に浴びることもできます。遠野駅は今回紹介していませんが、ロケ地としても使われています。遠野駅付近は比較的賑わっており、旅の終わりの食事をここで済ませるのも一つです。
どの施設も定休日が少なく、「行ったのに休みだった」ということはそうないかと思いますが、訪れる際は、事前に情報を確認しておくようにしましょう。
写真撮影に適した時間帯
地域の特性を考えると、時期は冬を避けた方が良さそうです。降雪期だと思ったように巡礼できないほか、公共交通機関がストップしてしまう可能性もあります。
また、ロケ地には駅が使われていることもありますので通勤時間帯などは避けた方が良さそうです。日中を狙って巡礼するのおすすめですね。
よくある質問(FAQ)|母の待つ里のロケ地について
ここでは、母の待つ里についてよくある質問について、整理していきたいと思います。
- 質問①移動手段は?
- 質問②ロケ地はどこが多い?
- 質問③いつロケが行われたの?
- 質問④なぜ遠野市が選ばれたの?
- 質問⑤ロケ地になった古民家は見学できるの?
①移動手段は?
市内バスも通っていますが、車やタクシーを使うことをおすすめします。施設によっては駐車場のない場所もありますが、近隣にパーキングエリアがあることが多いので、車を使うことで不都合なことはほぼ起こらないかと思われます。
②ロケ地はどこが多い?
岩手県遠野市がロケ地の大半を占めています。一部、第2話の空港のシーンでは、隣接する花巻市が使われたこともあるようです。
③いつロケが行われたの?
ロケは2024年4月に、約1ヶ月間に渡って行われたようです。出演した俳優陣も、この期間は現地に滞在しながら撮影に参加していたようですね。
④なぜ遠野市が選ばれたの?
誰もがイメージする「ふるさと」の風景にこだわった結果、遠野市が選ばれたようです。東京近郊の古民家ではどうしても電線や現代の建物が映り込んでしまうのに対し、遠野市にはそれらのない本物の里山の風景が残っていたため選ばれたといういきさつがあります。ドラマの持つ、不思議でミステリアスな世界観にマッチしたことが大きな理由でした。
⑤ロケ地になった古民家は見学できるの?
見学できます。母・ちよの住んでいた古民家には、遠野ふるさと村の敷地内にある、南部曲り家「弥十郎(やじゅうろう)どん」という築200年以上の歴史ある建物が使われました。ちよが劇中で耕していた畑もここにそのまま残されています。
ちなみに、遠野ふるさと村には、出演した宮本信子さん、中井貴一さん、松嶋菜々子さん、佐々木蔵之介さんらのサインも展示されています。
母の待つ里のロケ地に対するSNSの声
母の待つ里のロケ地に対するSNSの声をご紹介します。
母の待つ里のロケ地について調査しましたが、多くの方が「ふるさと」の光景に魅了されていることがわかりました。



「懐かしい」というコメントが特に多かったね



「見たことがある」というコメントもあったね。ふるさとのイメージというだけでなく、実際にロケ地としてもよく使われる場所だったんだね
遠野市には現代の日本ではなかなか見られない懐かしさのある場がたくさん残っていました。
この風景を見て心が温まった人も多いことでしょう。現代の日本人にはこのような場所が必要なのかもしれませんね。
ぜひ一度、訪れてみてください。







