
警察キャリアを退いた室井慎次が、故郷の秋田で里子とともに穏やかな日々を送る姿を描いた映画『室井慎次 生き続ける者』。
しかし、宿敵・日向真奈美の娘である杏の来訪や、近隣での遺体発見により、その平穏は突如として破られます。
かつての因縁に引き戻されつつも、室井が守ろうとしたのは「警察組織」ではなく「目の前の家族」でした。
極寒の地・秋田を舞台に、彼は自らの生き様を通じて、次代を生きる若者たちへ自身の信念を託していきます。
都会の喧騒や組織の論理に縛られていた「踊る大捜査線」シリーズとは対照的に、本作では秋田の雄大な自然と静寂が重要な役割を果たしています。
東京という「動」の世界から、地方の「静」の世界へ。この対比こそが、室井慎次の心境の変化を色濃く映し出しているのです。
本記事では、劇中の印象的なシーンが撮影された新潟の古民家や、秋田の入道崎、田沢湖スキー場といったロケ地を詳しくガイドします。
映画の世界観に浸れる絶景スポットの数々をチェックしていきましょう。
【一覧】映画『室井慎次 生き続ける者』の主な撮影場所
さて、ここからは実際に映画『室井慎次 生き続ける者』の撮影が行われたロケ地を具体的にご紹介していきますね。
| 登場したシーン | ロケ地・施設名 | 都道府県・国名 |
|---|---|---|
| 室井慎次の家 | 十日町周辺の民家 | 新潟 |
| 遺体発見場所 | 入道崎 | 秋田 |
| 雪山 | 田沢湖スキー場 | 秋田 |
映画『室井慎次 生き続ける者』の世界観が、実在するこれらの場所でどう表現されたのかすごく気になりますよね。
ここからは、現地の実際の写真や詳しいアクセス方法、撮影時のエピソードなどを深掘りして解説していきます!
パソ先生秋田がメインの撮影スポットになってるんだね!



実際にどんな場所が使われてたのか早くみたいなぁ
映画『室井慎次 生き続ける者』のロケ地
主に秋田・新潟がメインとなっています。
日常・事件・発見場所など様々なロケ地がシーンごとに撮影場所が分かれています。
①:室井慎次の家(外観)|新潟県十日町市:大池周辺の民家


物語の象徴であり、室井が隠居生活を送る池のほとりの古民家。
劇中では秋田の設定ですが、実際の撮影が行われたのは新潟県十日町市にある「大池」付近の住宅です。
当初、制作陣は秋田県内でのロケハンを行っていましたが、雪の質感や積雪量、撮影のスケジュール調整といった諸条件をクリアしたのがこの場所でした。
鏡のような水面が美しい大池のロケーションは、静寂の中で孤独と向き合う室井の心情を象徴しているかのようです。
愛犬との散歩シーンや子供たちが雪原を駆け回る場面など、本作の日常パートの多くがこの地で撮影されました。
この場所に行くには、JR飯山線・北越急行ほくほく線「十日町駅」からタクシーで20分ほどです。
車では、関越自動車道「越後川口IC」から国道117号線を経由して30分ほどで着きます。



秋田で撮影されていると思ったら外観は新潟だったんだね!



実際に秋田にある民家を使って撮影してる者だとばかり思っていたよ!
| 名称 | 十日町周辺の民家 |
| 所在地 | 新潟県十日町市大池 (ミティラー美術館付近) |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 24h |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 無料 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 「大池周辺駐車場」利用 約数台 JR飯山線・北越急行ほくほく線「十日町駅」よりタクシー約20分 関越自動車道「越後川口IC」より約30分 |
| 作品ゆかりの展示 | なし |
| 公式サイト | なし |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/Z39aTNebe4yykjvW9 |
②:事件の起点となる岬|秋田県:入道崎


秋田県男鹿半島の最北端に位置する入道崎は、断崖絶壁に荒波が寄せる県内有数の観光スポットです。
本作では物語の幕開けとなる、重要な遺体発見現場として登場します。
かつての「レインボーブリッジ」のような華々しい場所ではなく、吹き荒れる寒風の中で重苦しい空気が漂うこの場所は、室井が選んだ第二の人生が決して楽なものではないことを物語っています。
トレードマークのコートを脱ぎ、厚手の防寒着で現場に立つ彼の姿は、組織を離れた一個人の孤独な戦いを強く印象づけました。
この場所に行くには、JR男鹿線「男鹿駅」から「男鹿案内バス(入道崎行き)」に1時間ほど乗車、「入道崎」下車すぐです。
車では、秋田自動車道「昭和男鹿半島IC」kら国道101号線を経由して1時間ほどで着きます。



ここのシーンは自然がいっぱいでとっても綺麗な中に死体があるっていう違和感がすごかったなぁ



自然豊かだからこそ遺体を放置するのに向いてたんだろうね
| 名称 | 入道崎 |
| 所在地 | 秋田県男鹿市北浦入道崎 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 見学自由 |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 無料 (灯台に登る場合は中学生以上300円) 9:00〜16:00 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 無料の大規模駐車場あり JR男鹿線「男鹿駅」よりバス「入道崎」下車すぐ 秋田自動車道「昭和男鹿半島IC」より約1時間 |
| 作品ゆかりの展示 | なし |
| 公式サイト | https://oganavi.com/spot/48/ |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/rdGKT8TcbFBX2oWz5 |
③:クライマックスの雪山|秋田県:たざわ湖スキー場


十和田八幡平国立公園の壮大なエリアに位置し、紺青の田沢湖を一望できるロケーションが特徴のスキー場です。
劇中では、行方不明になった愛犬の「秋」を探しに、室井が猛烈な吹雪の中へと突き進む過酷なシーンで使われました。
ホワイトアウトという極限状態の中で、自らの命を顧みず行動する彼の姿は、観る者の心を打ちます。
雪山で力尽きた室井の手を、里子たちが必死に繋ぎ止める場面は、彼の魂が若者たちへと継承された瞬間であり、ファンにとって最も神聖な聖地といえるでしょう。
この場所に行くには、JR秋田新幹線・田沢湖線「田沢湖駅」から羽後交通バス「田沢スキー場行き」に乗車し、30分ほどです。
車では、東北自動車道「盛岡IC」から国道46号線(秋田方面)を経由して1時間ほどで着きます。



この雪山でのシーンはとても壮大で忘れられない思い出だなぁ



大自然の中の室井さんってあんまり想像つかなかったよね
| 名称 | たざわ湖スキー場 |
| 所在地 | 秋田県仙北市田沢湖生保内下高野 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | スキー場営業時間に準ずる (冬季 8:30〜16:00頃) |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | スキー場の料金 オフシーズンの散策は自由 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 無料 2800台 JR秋田新幹線・田沢湖線「田沢湖駅」よりバス約30分 東北自動車道「盛岡IC」より約1時間 |
| 作品ゆかりの展示 | センターハウス内に掲示される場合あり |
| 公式サイト | https://www.tazawako-ski.com/ |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/YtgZXJsooNuttNtx9 |
【聖地巡礼】映画『室井慎次 生き続ける者』のロケ地は見学できる?
結論は、見学できる場所とできない場所が混在します。
事前に公式情報と現地表示を確認ください。
・一般公開されているロケ地
・立ち入り禁止・非公開エリアの注意点
順番に解説します!
一般公開されているロケ地
一般公開の代表例は、観光施設として運営されている場所です。
『室井慎次の家』は公共屋外スペースのため、いつでも見学ができます。
- 「入道崎」は観光名所となっているためいつでも見学可能です。
- 「たざわ湖スキー場」は冬季の営業時間が決まっており、入場料も明記されています。
訪問前に最新情報の確認が必要です。
立ち入り禁止・非公開エリアの注意点
ロケ地でも、通常は立入できない場所があります。
映画『室井慎次 生き続ける者』は撮影用オープンセットが解体されている可能性もあり、現地で同じ景観を見られない場合があります。
映画『室井慎次 生き続ける者』のロケ地巡り(聖地巡礼)の楽しみ方
結論は、移動負担を減らす設計で満足度が上がります。国内は県をまたぐため、同一エリアで組むか、テーマを絞る方法が向きます。
推奨される巡礼プラン
秋田県内を重点的に回るか、新潟エリアを訪れるかによって、半日から1日のスケジュールを組むのがスムーズです。
アクセスしやすい観光地も多いため、以下のモデルルートを参考にしてみてください。
- 秋田満喫コース:入道崎(男鹿)→ 旧寺館郵便局周辺 → たざわ湖スキー場
- 新潟ピンポイントコース:大池周辺の自宅ロケ地 → 十日町市内の観光
- フルコンプリートコース:新潟から秋田へ北上する、映画の世界を辿る広域の旅
写真撮影に適した時間帯
撮影の基本は、人が少ない時間帯と光が柔らかい時間帯です。
屋外は午前の早めが歩きやすく、逆光も避けやすいです。
「たざわ湖スキー場」は季節で営業時間が変わります。入館締切もあるため、到着時間を先に決めます。
よくある質問(FAQ)|映画『室井慎次 生き続ける者』のロケ地について
外観のモデルとなった建物は、実は「新潟県十日町市」にあります。はい、極寒の秋田でリアルな吹雪の中撮影されました。
- 質問①室井さんの家は秋田に行けば見られますか?
- 質問②雪山でのクライマックスシーンは、実際の冬に撮影されたのですか?
- 質問③ロケ地の中に、一般人が立ち入れない場所はありますか?
- 質問④映画に出てきた「ハンバーガーショップ」は実在しますか?
- 質問⑤効率よくロケ地を回るための「公式マップ」などはありますか?
①室井さんの家は秋田に行けば見られますか?
外観のモデルとなった建物は、実は「新潟県十日町市」にあります。
物語の設定上は秋田県ですが、あの印象的な池のほとりに建つ家の外観は、新潟県十日町市の「大池」周辺で撮影されました。秋田県内(大仙市など)にも生活圏のロケ地はありますが、「あの家」を見たい場合は新潟へ足を運ぶ必要があります。
②雪山でのクライマックスシーンは、実際の冬に撮影されたのですか?
はい、極寒の秋田でリアルな吹雪の中撮影されました。
ラストシーンの舞台となった「たざわ湖スキー場」周辺などは、日本でも有数の豪雪地帯です。映像から伝わるあの厳しさはセットではなく本物の自然。聖地巡礼で冬に訪れる際は、スキーウェアに近い防寒着とスノーブーツが必須です。
③ロケ地の中に、一般人が立ち入れない場所はありますか?
住宅街や私有地が含まれるため、注意が必要です。
特に新潟の「自宅外観」や秋田の「寺館集落」は、一般の方が生活されているエリアです。敷地内への無断侵入や、大声での会話、深夜・早朝の訪問は控え、公道から静かに見学するのがマナーです。
④映画に出てきた「ハンバーガーショップ」は実在しますか?
はい、秋田県大仙市に実在する店舗がロケ地になっています。
大仙市にある「田村商店」さんがロケ地として使用されました。店内にはキャストのサインや撮影時の写真が飾られていることもあり、ファンにとって最高の休憩スポットになっています。巡礼の際はぜひ立ち寄ってみてください。
⑤効率よくロケ地を回るための「公式マップ」などはありますか?
秋田県が発行している「あきたロケ地マップ」が非常に便利です。
秋田県庁や各観光案内所、道の駅などで配布されています。劇中のシーンと実際の場所が写真付きで解説されており、ピンポイントで場所を特定できるため、迷わず巡礼を楽しむことができます。
映画『室井慎次 生き続ける者』のロケ地に対するSNSの声
映画『室井慎次 生き続ける者』のロケ地に対するSNSの声をご紹介します。




本記事では、映画『室井慎次 生き続ける者』の舞台となった主要なロケ地を解説しました。



公開後、多くのファンが実際に現地を訪れ、その壮大な世界観を体感しています。



秋田の厳しい自然から新潟の静かな池畔まで、どのスポットも映画の余韻に浸るには最高の場所ばかりです。
ぜひ、室井慎次の信念を感じる旅路へと足を運んでみてください。
訪れる際は、現地のマナーを守り、動きやすい装備で安全に聖地巡礼を楽しみましょう。









