
堺雅人さん演じる海上保安庁の料理人・西村淳が、個性豊かな7人の観測隊員たちと南極の「ドームふじ基地」で単身赴任生活を送る映画『南極料理人』。
遠く離れた日本の家族に思いを馳せながら、限られた食材で隊員たちの胃袋と心を掴むおいしい料理を作り出す日常が描かれています。
本作の素晴らしいポイントは、現地でロケを行っているかのような圧倒的な臨場感です。
作中では「ウイルスさえ生きられない標高3800mの極寒の地」として登場しますが、主なロケ地となったのは北海道網走市。
具体的には、網走の能取岬周辺での野外撮影や、東京の東映東京撮影所に組まれた精密なスタジオセットを組み合わせることで、見事なリアリティを演出しています。
画面いっぱいに広がる美しい風景を観ると、思わず聖地巡礼に出かけたくなるファンも多いのではないでしょうか。
映画『南極料理人』の主な撮影場所・ロケ地一覧
さて、ここからは実際に映画『南極料理人』の撮影が行われたロケ地を具体的にご紹介していきますね。
| 登場したシーン | ロケ地・施設名 | 都道府県・国名 |
|---|---|---|
| 屋外 | 能取岬周辺 | 北海道 |
| 基地内部 | 東映東京撮影所 | 東京 |
| 乗船・帰国 | 海上自衛隊横須賀基地 | 神奈川 |
映画『南極料理人』の世界観が、実在するこれらの場所でどう表現されたのかすごく気になりますよね。
ここからは、現地の実際の写真や詳しいアクセス方法、撮影時のエピソードなどを深掘りして解説していきます!
パソ先生普段は東映の撮影所がメインで使われてたんだね



網走の辺りでも寒すぎて凍えそう…
映画『南極料理人』のロケ地
本作のロケは、主に北海道、東京、神奈川の3つのエリアで行われました。
隊員たちの食事シーンや観測シーンなど、場面ごとに適したロケ地が選定されています。
①:北海道のロケ施設|能取岬周辺


平均気温がマイナス54度にも達し、ペンギンさえ生息できないという過酷な極寒の環境を表現するため、ロケ地に選ばれたのが能取岬周辺です。
主にドームふじ基地周辺の「屋外シーン」の撮影で使われました。
夜中に見事なオーロラが現れて観測隊員が呼びかけるものの、他のメンバーは西村が夜なべして作った「手作りラーメン」をすすることに夢中で、誰一人として夜空を見に行かないコミカルな名シーンが撮影されたのもこの場所です。
この場所に行くには、JR「網走駅」からタクシーで20分ほどです。
車では、網走市街地から道道76号線を経由して20分ほどです。



このシーンは印象深かったよね



花より団子ならぬオーロラよりラーメンだね
| 名称 | 能取岬 |
| 所在地 | 北海道網走市美岬 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 24h |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 無料 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 駐車場有 約100台 JR「網走駅」よりタクシー約20分 網走市街地より道道76号線経由約20分 |
| 作品ゆかりの展示 | 案内板(看板)設置あり |
| 公式サイト | https://visit-abashiri.jp/scenery/b1b92ba8835b04de0cdaf87843cb6d0769a68f3d.html |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/gv5t2JiXXykx3xD58 |
②:東京のロケ施設|東映東京撮影所


東京都練馬区に位置する東映東京撮影所では、基地内部のコンパクトな調理場や食堂、各隊員のプライベートルームなどが、ディテールにこだわったスタジオセットで忠実に再現されました。
このスタジオで撮影されたのが、あの有名な「伊勢海老のエビフライ」をめぐるエピソードです。
「どうしてもエビフライが食べたい」と引かない隊員たちのために、西村は高級な伊勢海老を使った刺身などを提案するものの却下され、最終的に丸ごと一匹を豪快に揚げた「超特大エビフライ」を食卓に出すという笑える名場面が生まれました。
この場所に行くには、西武池袋線「大泉学園駅」北口から徒歩で15分ほどです。
車では、関越自動車道「練馬IC」から10分ほどです。



伊勢海老のエビフライなんて贅沢だよね



食べてみたいなぁ
| 名称 | 東映東京撮影所 |
| 所在地 | 東京都練馬区東大泉2−34−5 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 9:00〜17:30 |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 見学不可 |
| 予約の要否 | 見学不可 |
| アクセス・駐車場 | 一般駐車場なし 西武池袋線「大泉学園駅」より徒歩約15分 関越自動車道「練馬IC」より約10分 |
| 作品ゆかりの展示 | なし |
| 公式サイト | https://www.toei.co.jp/studio/tokyo/stage/facilities.html |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/ShbbfZfftrZfppWs9 |
③:神奈川のロケ施設|海上自衛隊横須賀基地


海上自衛隊横須賀基地では、西村が南極観測船「しらせ」に乗り込んで旅立つ場面や、1年半にわたる任務を終えて日本へ戻ってくるシーンの撮影が行われました。
特に感動を呼ぶのが、帰国後に家族と再会して「からあげ」を食べるラストシーン。
長旅を終えて帰宅した西村に、妻が用意したのは至って普通の「鶏の唐揚げ」でした。
南極で高級食材をこれでもかと調理してきた西村が、少し油っぽさの残る家庭の味を愛おしそうに「うまい」と頬張る姿は胸を打ちます。
このラストがあるからこそ、それまでの南極の食卓がより特別に感じられる、作品の核となるロケ地です。
この場所に行くには、京浜急行「汐入駅」から徒歩5分ほどです。
車では、横浜横須賀道路「横須賀IC」かた本町山中道路経由で5分ほどです。



ラストシーンは見てて涙が出てくるよね



やっぱり家族っていいよね
| 名称 | 海上自衛隊横須賀基地 |
| 所在地 | 神奈川県横須賀市西逸見町1−103 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 見学不可 |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 見学不可 |
| 予約の要否 | 見学不可 |
| アクセス・駐車場 | 一般駐車場なし 京浜急行「汐入駅」より徒歩約5分 横浜横須賀道路「横須賀IC」より本町山中道路経由で約5分 |
| 作品ゆかりの展示 | なし |
| 公式サイト | https://www.mod.go.jp/msdf/yokosuka/ |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/qdp1etZswgJtG2eSA |
実際に行ける?映画『南極料理人』のロケ地は見学可能?
結論から言うと、一般の人が自由に立ち入れるスポットと、普段は入場できないスポットに分かれています。
訪れる際は、最新の公式アナウンスや現地の看板の指示に従ってください。
・一般公開が行われているロケスポット
・立ち入り制限・非公開エリアに関する注意点
それぞれ詳しく見ていきましょう。
一般公開が行われているロケスポット
観光地として整備され、普段から一般に開放されているロケ地もあります。
代表的な「能取岬周辺」は観光スポットのため、公式情報を確認すればいつでも訪問可能です。
一方で「海上自衛隊横須賀基地」は通常時の入場はできませんが、基地の一般開放イベントなどのタイミングを狙えば敷地内に入れるチャンスがあります。
「東映東京撮影所」もスタジオ内への立ち入りはNGですが、近くの商業施設やショップで関連グッズなどをチェックできる楽しみ方があります。
いずれも事前に最新情報を調べてから向かいましょう。
立ち入り制限・非公開エリアに関する注意点
撮影の舞台となった場所の中には、普段は関係者以外立ち入りを制限しているエリアも存在します。
「海上自衛隊横須賀基地」は日常的な入場は不可ですが、すぐ近くにある「ヴェルニー公園」の遊歩道からは港を一望でき、自衛隊の船を間近に観察できます。
同様に「東映東京撮影所」も中には入れないため、外観の雰囲気を楽しんだり、周囲のスポットに立ち寄ったりするのがおすすめです。
なお、撮影当時に使われていた屋外セットなどはすでに撤去されている可能性が高いため、劇中と全く同じ景色が見られるわけではない点にご留意ください。
映画『南極料理人』のロケ地巡り(聖地巡礼)の楽しみ方
効率よく巡るコツは、移動にかかる時間をできるだけ抑えることです。
複数の都道府県にまたがっているため、同じエリアごとにスケジュールを組むか、行きたい場所を絞り込んで計画を立てるのがおすすめです。
おすすめの巡礼ルート例
日帰りで楽しむなら、関東圏(東京・神奈川)に絞るか、北海道で半日から1日の計画を立てるのが現実的なラインです。
特に観光情報が集めやすく、ビジター向けなのは「能取岬」周辺の散策です。
網走の大自然を体感するコース:能取岬周辺
横須賀の港町を歩くコース:ヴェルニー公園周辺
都内の映画スポットを巡るコース:東映東京撮影所の周辺
※「東映東京撮影所」や「海上自衛隊横須賀基地」の内部は一般非公開です。特別なイベントが開催されている日を除き、敷地内へ無断で入らないようルールを守って楽しみましょう。
写真撮影に適した時間帯
綺麗に写真を収めるなら、観光客が少なめで光の加減が落ち着いている時間帯を狙うのが鉄則。
屋外ロケ地なら、混雑を避けられて逆光になりにくい午前中の早い時間帯がベストです。
また、「東映東京撮影所」の周辺スポットを巡る際は、各施設の営業終了時間を意識して逆算したスケジュールを組みましょう。
よくある質問(FAQ)|映画『南極料理人』のロケ地について
いいえ実は「南極でのロケ」は一才行われていません。はい、しっかり残っています。
- 質問①映画に出てくる「南極ドームふじ基地」は、本当に南極で撮影されたのですか?
- 質問②網走のロケ地(能取岬)に、映画の面影は残っていますか?
- 質問③基地の中のシーン(食堂など)を撮影したスタジオは見学できますか?
- 質問④南極観測船「しらせ」が映るシーンはどこで撮られたのですか?
- 質問⑤聖地巡礼をするなら、おすすめの時期はいつですか?
①映画に出てくる「南極ドームふじ基地」は、本当に南極で撮影されたのですか?
いいえ、実は「南極でのロケ」は一才行われていません。屋外のシーンは全て北海道の網走市(能取岬など)で撮影されました。また、基地内部の食堂や厨房のシーンは、東京都練馬区にある東映東京撮影所に組まれたセットで撮影されています。スタッフの徹底した作り込みにより、日本国内だけで完璧に南極の世界を再現しています。
②網走のロケ地(能取岬)に、映画の面影は残っていますか?
はい、しっかり残っています。能取岬には、ここが『南極料理人』のロケ地であることを示す案内板が設置されており、劇中の写真と共に紹介されています。特に冬場に訪れると、見渡す限りの真っ白な雪原が広がり、西村達が野球をしたり、望遠鏡をのぞいたりしたあの南極の景色」をそのまま体感することができます。
③基地の中のシーン(食堂など)を撮影したスタジオは見学できますか?
残念ながら、撮影が行われた東映東京撮影所の内部は一般公開されていません。商業用のスタジオであるため、通常は中に入ることはできませんが、隣接する「T・ジョイ大泉」や周辺の「大泉アニメゲート」などを訪れることで、数々の名作を生み出してきた撮影所特有の雰囲気を感じることは可能です。
④南極観測船「しらせ」が映るシーンはどこで撮られたのですか?
神奈川県の海上自衛隊横須賀基地周辺で撮影されました。西村が家族と別れる出発のシーンや、一年半の任期を終えて帰国するシーンがここで撮影されています。基地に隣接する「ヴェルニー公園」からは、今でも実際に南極へ行く「しらせ」が停泊している姿を時期によってみることができ、旅立ちの余韻に浸ることができます。
⑤聖地巡礼をするなら、おすすめの時期はいつですか?
作品の世界観を最も味わえるのは、間違いなく「冬(1月後半〜3月上旬)」の網走です。この時期の能取岬は、映画と同じく「ウイルスさえ死滅する」ような極寒の世界となり、運が良ければ流氷が接岸してさらに南極らしさが増します。ただし、寒さは非常に厳しいため、隊員たちに負けないくらいの万全な防寒対策をして、帰りに温かいラーメン屋唐揚げを食べるのが最高の巡礼プランです。
映画『南極料理人』のロケ地に対するSNSの声
映画『南極料理人』のロケ地に対するSNSの声をご紹介します。




本作の撮影舞台をリサーチしたところ、今でも多くの映画ファンが現地へ足を運んでいることが分かりました。



国内にいながらにして、まるで異国や極地に来たかのようなスケール感を味わえる魅力的な場所ばかりです。



早く準備しよう!
ぜひ次の週末は、散策しやすい服装を整えて『南極料理人』の聖地へと出かけてみませんか?









