『遠い山なみの光』ロケ地ガイド|映画の舞台となった撮影場所と聖地巡礼のポイント

映画「遠い山なみの光」とは?ロケ地が注目される理由
引用:https://gaga.ne.jp/yamanami/

カズオ・イシグロ氏の原作を実写化した『遠い山なみの光』は、1980年代の英国と1950年代の長崎という2つの時間軸が交差するヒューマンミステリーです。

物語は作家志望の娘・ニキが、母・悦子の記憶の奥底に隠された真実を紐解いていく様子を静かに描き出します。

本作の見どころの一つは、徹底した時代考証に基づき再現された、どこか懐かしくも切ない戦後の長崎の風景でしょう。

現在は見ることのできない往時の街並みを、歴史的建造物のリサーチと緻密なセット造形によって見事に蘇らせています。

今回は、作品の重要なキーワードである「山なみ」を望む展望台をはじめ、実際の撮影場所やモデルとなったスポットを詳しくまとめました。

目次

『遠い山なみの光』主要ロケ地・撮影スポット一覧

さて、ここからは実際に遠い山なみの光の撮影が行われたロケ地を具体的にご紹介していきますね。

登場したシーンロケ地・施設名都道府県・国名
悦子と佐知子が遠くの山なみを見つめるシーン稲佐山展望台長崎
当時のロープウエーを再現したゴンドラや駅淵神社(稲佐山ロープウエーの初代ゴンドラ「つる号」)長崎
街中のシーン路面電車(長崎電気軌道)長崎
悦子が台所にある配膳窓から弁当を手渡すシーンなどのモデル旧魚の町団地(現魚ん町+)長崎
悦子の団地と佐知子の家の間にかかる橋、佐知子の家(現在解体済み)などのシーン佐倉市「印旛沼」新先崎橋周辺千葉
万里子が船の中で発見されるシーンなど印西市「印旛沼」一本松揚水機場近く千葉
うどん屋のシーン、夏祭りと射的屋台シーン七ツ梅酒造跡埼玉県

スクリーンに映し出された情緒溢れる光景が、実在するどの場所をヒントに生まれたのか、ファンならずとも興味を惹かれるはずです。

パソ先生

現地の雰囲気や交通手段、制作陣のこだわりといった裏話を深掘りしてご紹介します。

コロちゃん

実は本作、舞台は長崎ですが、実際には千葉や埼玉など関東圏でのロケと、モデル地を参考に組まれた精巧なセットを組み合わせて撮影されているのが特徴なんですよ。

作品を彩る日本のロケ地とゆかりの場所

この作品の舞台となるロケ地は主に長崎・千葉・埼玉です。

日常シーンは主に長崎をモデルにしたセットや千葉の沼地で撮影されました。

①:稲佐山展望台(長崎市)

稲佐山展望台|悦子と佐知子が遠くの山なみを見つめるシーン
引用:X

山頂に位置するこの展望台は、長崎の街並みと港を一望できる絶景スポットです。

「世界新三大夜景」にも数えられる煌びやかな夜景はもちろん、日中には爽快なパノラマビューが広がります。

劇中では、悦子と佐知子が眼下の街を眺めながら言葉を交わし、タイトルにも通じる「遠くの山なみ」に思いを馳せる象徴的な場面の舞台となりました。

2人の間に流れる独特な空気感を、この壮大な景色がより引き立てています。

この場所へのアクセスは、「長崎駅前」バス停より長崎バス「3、4番系統(下大橋・小江原・相川行き)」から「ロープウェイ前停留所」で降車後、徒歩約2分ほどにある長崎ロープウェイ「淵神社駅」で約5分、稲佐山中腹駐車場から稲佐山展望台方面へ車で約2分です。専用駐車場もあり車でも訪れやすいスポットで観光客も多く、夜景を楽しむ時間帯は混雑することもあります。

パソ先生

昼と夜で見え方の変わるこの場所の夜景は「1000万ドルの夜景」とも言われているんだ!

コロちゃん

この場所から景色を眺めるだけで、2人になりきった気分になれるかも!

名称稲佐山展望台
所在地長崎県長崎市大浜町364 稲佐山公園
営業時間(時期・状況により変動する場合あり)展望台は24時間開放(ロープウェイ/9:00~22:00、無料休憩所/9:00〜22:00)
料金(時期・状況により変動する場合あり)展望台無料/ロープウェイ往復 約1,250円(大人)
予約の要否不要
アクセス・駐車場JR長崎駅から車約15分、長崎ロープウェイ「淵神社駅」で約5分/有料駐車場有り(38台)※土・日・祝日・規制日18:00~22:00は一般車両利用禁止。/中腹無料駐車場有り(400台)
作品ゆかりの展示稲佐山ロープウェイ稲佐岳駅で映画パネル展示が行われた実績あり(終了)
公式サイトhttps://inasayama.info/
地図https://maps.app.goo.gl/xQKffyNr9LNdaYSf8
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