
名作ドラマ『Dr.コトー診療所』の舞台といえば、八重山列島に位置するという設定の架空の島「志木那島(しきなじま)」ですよね。
厳しい医療環境の離島で、コトー先生こと五島健助が住民たちと心を通わせ、懸命に命を繋いでいく姿を描いた本作は、山田貴敏先生のコミックを実写化した心温まるヒューマンドラマです。
実際の撮影は日本最西端の地、沖縄県与那国島で行われました。
劇中に登場する診療所や小学校、美しい海岸線などは今も島内に点在しており、当時の世界観をそのままに残しています。
どこまでも青い海と雄大な自然が織りなす「コトーの世界」を体感しに、多くのファンが今もなお聖地巡礼に訪れています。
【一覧】ドラマ『Dr.コトー診療所』主要ロケ地・撮影スポット
さて、ここからは実際にDr.コトー診療所の撮影が行われたロケ地を具体的にご紹介していきますね。
| 登場したシーン | ロケ地・施設名 | 都道府県・国名 |
|---|---|---|
| ドラマの舞台 | 与那国島(与那国町) | 沖縄県 |
| 島民が診察を受けに来る診察シーンなど | 志木那島診療所 | 沖縄県 |
| 原剛洋や島の子供達が通う学校 | 与那国町立比川小学校 | 沖縄県 |
| 安藤重雄、原剛利たちが働く漁港 | 久部良漁港 | 沖縄県 |
| エンディングでコトー先生が自転車で走るシーン | 南牧場線 | 沖縄県 |
| 剛洋と転校生ひなと共に来た | 六畳ビーチ | 沖縄県 |
| 剛洋が勇気だめしをした洞窟 | ティンダバナ | 沖縄県 |
スクリーンやテレビ越しに見ていたあの景色が、実際の場所ではどのような雰囲気なのか興味が尽きないはず。
ここからは、各撮影現場への具体的な行き方や、現地を訪れる際に知っておきたいポイント、撮影にまつわる裏話などを詳しく紐解いていきます。
パソ先生島を丸ごと使って撮影されたスケールの大きさを感じますね。



当時のセットに実際に入ることができるスポットもあるので、ファン必見です!
『Dr.コトー診療所』の感動が蘇る!与那国島のおすすめ聖地6選
沖縄県与那国島の久部良、比川、祖納などが舞台です。
往診中のコトー先生が行き来した島の集落や海、海岸などの撮影地があります。
①:志木那島診療所|主人公・五島健助(コトー先生)が勤務する診療所


ドラマファンにとって最大の聖地である「志木那島診療所」は、当時の撮影セットが一般公開(有料)されており、中を見学することが可能です。
診察室や入院ベッド、待合室の椅子などが当時のまま保存されており、コトー先生気分で白衣を羽織って写真を撮ることもできます。
まさに物語の心臓部といえるこの場所では、コトー先生が懸命にメスを握った手術シーンや、島民たちとの絆が深まった日常の風景がいくつも生まれました。
与那国空港へは那覇から空路で約1時間半。空港到着後はレンタカーを借りるのが最も効率的で、車を15分ほど走らせればあの懐かしい建物が見えてきます。



ドラマのために設立された建物らしいよ!



コトー先生になった気分を味わえるね!
| 名称 | Dr.コトー診療所 ロケ地 |
| 所在地 | 沖縄県八重山郡与那国町与那国3027-1 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 10:00~17:00 |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 大人:300円、高校生以下:無料 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 与那国空港から車で約15分/駐車場なし |
| 作品ゆかりの展示 | 実際に撮影された診療所セット、撮影小道具・作成資料などの展示あり |
| 公式サイト | 志木那島診療所(Dr.コトー診療所) | 沖縄観光情報WEBサイト おきなわ物語 |
| 地図 | Dr.コトー診療所 ロケ地 – Google マップ |
②:与那国町立比川小学校|島の子供たちが通う学校


劇中で「志木那島小学校」として登場したのが、比川小学校です。今も現役の学校として、島の子供たちの学び舎となっています。
校庭での運動会シーンや、学校行事を通じた島民同士の交流、時には子供が診療所へ担ぎ込まれる際の起点となる場所として描かれました。
与那国空港からは車で8分程度の距離にあり、比川バス停からも徒歩すぐの好立地です。
ただし、観光用の施設ではなく実際に子供たちが学んでいる場所ですので、敷地内に許可なく立ち入ることは厳禁です。門の外から、ドラマの雰囲気を静かに楽しみましょう。



実際の小学生や島の子供たちがエキストラとして撮影に参加したらしいよ!



地域の人たちも大歓迎なんだね!
| 名称 | 与那国町立比川小学校 |
| 所在地 | 沖縄県八重山群与那国町字与那国3031 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 自由散策(※学校敷地内立ち入り禁止) |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 無料 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | バス停『比川』から約159m |
| 作品ゆかりの展示 | なし |
| 公式サイト | 与那国町立比川小学校 |
| 地図 | 与那国町立比川小学校 – Google マップ |
③:久部良漁港|安藤重雄、原剛利たちが働く漁港


日本最西端の港として知られる久部良(くぶら)漁港は、劇中の「志木那島漁港」として多くの別れと出会いを映し出しました。
コトー先生が初めて島に降り立った記念すべき第1話のシーンもここで撮影されています。
現在も豊かな漁場として賑わっており、釣りを楽しみに訪れる人も多いスポットです。
空港からは車で7分ほど、あるいはバス停「久部良港」の目の前というアクセスしやすい場所にあります。
船の入港に合わせて訪れると、よりドラマのリアリティを感じられるかもしれません。



船の発着のタイミングに合わせながら撮影したらしいよ!



船は週2便のみなのにすごいね!
| 名称 | 久部良漁港 |
| 所在地 | 沖縄県八重山郡与那国町字与那国4022 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 自由散策 |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 無料 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 与那国空港から車で約4.5km(約7分)/駐車スペースあり |
| 作品ゆかりの展示 | なし |
| 公式サイト | なし |
| 地図 | 久部良漁港 – Google マップ |
④:南牧場線|エンディングでコトー先生が自転車で走るシーン


南牧場線は与那国島の南側を通る道路です。美しい海や草原の景色が広がる場所として知られています。野生動物が集落に侵入するのを防ぐためテキサスゲートが整備されており、実際に馬が悠々と歩いています。
ここは、ドラマのエンディングでコトー先生が自転車で走るシーンに使われています。作中でもコトー先生が島を移動するシーンなどに出てきます。美しい景色が印象的です。
アクセスは、与那国空港から車で約6.9km(約11分)で到着します。与那国島が運営している「ラクにコトーレンタサイクル」(4時間2,500円~)を借りて、コトー先生のように自転車で移動することもオススメです。



自然の景色を生かすため天候を見ながら撮影されたらしいよ!



実際のエンディングは景色がすごいきれいだよね!
| 名称 | 南牧場線 |
| 所在地 | 沖縄県八重山郡与那国町字与那国 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 自由散策 |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 無料 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 与那国空港から車で約11分/駐車場なし |
| 作品ゆかりの展示 | なし |
| 公式サイト | 私に還る 与那国島 | 南牧場 |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/YGTcyNWidJsLFftF8 |
⑤:六畳ビーチ(うぶたヌはまてぃ)|秘密の海岸


うぶたヌはまてぃ(六畳ビーチ)は名前の通り、六畳ほどの広さに見える小さな岩場の海岸です。人が少なく、与那国島の自然を感じられるスポットとして知られています。
ここは、人があまり来ない静かな海岸として描かれており、登場人物が重要な話をするときに使われています。原剛洋と小沢ひながデートをしたシーンが印象的です。
与那国空港から車で約4.2km(約8分)+徒歩でアダンの道(アダンの木が両端に並ぶ細い道)をぬけますたところで到着します。柵がないため、転落に注意が必要です。また、崖降り、遊泳も禁止されております。



狭い道で大きな撮影機材を置くスペースが少なかったみたいだよ!



撮影大変でも六畳ビーチで撮影したいきれいね景色でよね!
| 名称 | 六畳ビーチ(うぶたヌはまてぃ) |
| 所在地 | 沖縄県八重山郡与那国町与那国 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 自由散策 |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 無料 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 与那国空港から車で約4.2km/道路沿いにあり |
| 作品ゆかりの展示 | なし |
| 公式サイト | なし |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/YD9g234AGvSYezup9 |
⑥:ティンダバナ|勇気試しの洞窟


展望台としても名高いティンダバナの崖下には、第1話で子供たちが秘密の宝物である「光る石」を隠していた印象的な岩陰があります。
島の大自然の中で育つ子供たちの「秘密基地」という設定が、この神聖な景観と見事にマッチしていました。
空港から車で10分ほどの場所にありますが、崖に沿った歩道や階段を歩くことになるため、サンダルよりも歩き慣れた靴で行くのが安心です。



撮影時は、子供たちが実際に岩場を駆け回る自然な動きを大切にして、過剰な演出を控えて撮影が進められたそうです。



確かに、あの場所から見えるパノラマの絶景は、演技抜きで子供たちの冒険心をくすぐる魔法のような力があると感じますね。
| 名称 | ティンダバナ |
| 所在地 | 沖縄県与那国町野武原 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 自由散策(足元が悪い場所があるため、夜間の訪問はご遠慮ください。) |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 無料 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 与那国空港から車で約10分/駐車場あり(5台) |
| 作品ゆかりの展示 | なし |
| 公式サイト | 与那国観光WEB » ティンダバナ(ティンダハナタ) |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/QhEUHaVLnmdRh2y6A |
実際に行ける?Dr.コトー診療所のロケ地は見学可能?
結論は、見学できる場所とできない場所が混在します。
事前に公式情報と現地表示を確認ください。
・一般公開されているロケ地
・立ち入り禁止・非公開エリアの注意点
順番に解説します!
一般公開されているロケ地
一般公開の代表は、観光施設として運営されている場所です。
例えば『志木那島診療所』は、入場料と営業時間が明記され、予約不要の案内もあります。
- 『南牧場線』は公道のため一般の車両や観光客も通行することができます。
- 『ティンダバナ』は与那国町の観光スポットとして紹介されており、展望台や遊歩道が整備されています。
訪問前に最新情報の確認が必要です。
立ち入り禁止・非公開エリアの注意点
ロケ地でも、通常は立入できない場所があります。
与那国町立比川小学校は、現在も実際に使われている小学校です。児童の安全や学校活動への配慮から一般の立ち入りは禁止されています。
また、志木那島診療所は無人管理されている施設のため、見学する際はマナーを守って訪れることが大切です。
Dr.コトー診療所のロケ地巡り(聖地巡礼)の楽しみ方
聖地巡礼の楽しみ方は人それぞれで、車で効率よく巡る方法もあれば、コトー先生のように自転車で景色を楽しみながら巡る方法もあります。
おすすめの巡礼ルート例
与那国島は小さい島なので、車なら、半日〜1日で回ることができます。
与那国空港から島を一周する流れで巡ると回りやすいルートです。
<ルート紹介>
- 1周ルート:久部良漁港→与那国空港→志木那島診療所→与那国町立比川小学校→六畳ビーチ→南牧場線→ティンダバナ
- ドラマに出てきた順番ルート:久部良漁港→志木那島診療所→南牧場線→与那国町立比川小学校→六畳ビーチ→ティンダバナ
与那国町立比川小学校は現在も使われている公立学校のため立ち入りが禁止されています。敷地内には入らず、外観のみ見学するようにしましょう。
写真撮影に適した時間帯
撮影の基本は、人が少ない時間帯と光が柔らかい時間帯です。
午前の早めの時間帯は光が柔らかく、景色がきれいに写ります。
夕方ごろは海や空がオレンジ色になり、雰囲気のある写真になります。特にティンダバナでは美しい夕日を見ることができます。
よくある質問(FAQ)|Dr.コトー診療所のロケ地について
ドクターコトーの舞台『志木那島』は実在しませんが、実際のロケ地になった島は沖縄県の与那国島です。
- 質問①志木那島は実在する島ですか?
- 質問②ドクターコトーの撮影場所は?
- 質問③ドクターコトーのモデル地はどこですか?
- 質問④コトー診療所は実在するのでしょうか?
①志木那島は実在する島ですか?
志木那島は実在する島ではありません。『Dr.コトー診療所』に登場する架空の島で物語の舞台として登場する島です。
②ドクターコトーの撮影場所は?
ドクターコトーの撮影場所は主に沖縄県の与那国島で行われ、ティンダバナ、久部良漁港、六畳ビーチなど島内のさまざまな場所がロケ地として使われました。
③ドクターコトーのモデル地はどこですか?
ドクターコトーのモデル地は鹿児島県下甑島にある手打診療所と言われています。一方、ドラマの撮影は主に沖縄県の与那国島で行われました。
④コトー診療所は実在するのでしょうか?
コトー診療所は実在する診療所ではなく、ドラマのために建てられたセットですが、現在も与那国島に残されており、ロケ地として見学することができます。
Dr.コトー診療所のロケ地に対するSNSの声
Dr.コトー診療所のロケ地に対するSNSの声をご紹介します。




ドラマ『Dr.コトー診療所』の舞台を詳しく紐解いてきましたが、今なお多くの人々を惹きつけてやまない与那国島の魅力が改めて確認できました。



作品のほとんどのシーンがこの島で撮影されたため、どこを歩いてもドラマの一部に触れているような感覚を味わえるのが最大の特徴です。



集落の道筋や静かな校舎、荒々しくも美しい海岸線など、与那国島のありのままの自然が、作品に唯一無二の命を吹き込んでいました。
もし次の連休に予定がないなら、コトー先生のようにのんびりと流れる島時間を体験しに、日本最西端の聖地へ足を運んでみてはいかがでしょうか。









