
吉沢亮さんが主演を務める映画『国宝』。
極道の家に生を受けながらも、抗争で父を亡くし身寄りをなくした喜久雄が、上方歌舞伎の重鎮・花井半二朗(渡辺謙さん)に拾われるところから物語は動き出します。
伝統と血統が支配する歌舞伎界。
喜久雄は、半二朗の愛息である俊介(横浜流星さん)と切磋琢磨しながら、女形としての才能を磨き上げていきます。
芸の極致を追い求めるがゆえの孤独や葛藤、そして盟友・俊介との複雑な関係性……。
本作は、ひたむきに「芸」と向き合い続けた一人の男の激動の半生を映し出した人間ドラマです。
映画の公開後、多くのファンが「聖地」としてロケ地に足を運んでいますが、その理由は劇中に登場する圧倒的な景観にあります。
京都の名門劇場「南座」や歴史的な寺社が舞台となる中、特に和歌山県内のスポットが重要なシーンに採用され、注目を集めています。
本記事では、作中の重要な舞台となった「ホテルいとう」や「道成寺」といった和歌山のロケ地情報を詳しくお届けします。
映画『国宝』の和歌山のロケ地まとめ
さて、ここからは実際に映画『国宝』の和歌山の撮影が行われたロケ地を具体的にご紹介していきますね。
| 登場したシーン | ロケ地・施設名 | 都道府県・国名 |
|---|---|---|
| 喜久雄が1人で舞うシーン | ホテルいとう | 和歌山 |
| メインビジュアル | 道成寺 | 和歌山 |
映画『国宝』の世界観が、実在するこれらの場所でどう表現されたのかすごく気になりますよね。
ここからは、現地の実際の写真や詳しいアクセス方法、撮影時のエピソードなどを深掘りして解説していきます!
パソ先生メインシーンの撮影は和歌山だったんだね!



あの名シーンの撮影も和歌山だったなんてびっくりだね!
映画『国宝』の舞台となった和歌山県の撮影場所一覧
本作の象徴的な場面において、和歌山県は非常に重要な役割を果たしています。
主人公の喜久雄が孤独に舞う印象的なカットなど、物語の鍵を握るロケ地を順番に見ていきましょう。
【聖地1】ホテルいとう(和歌山県岩出市):喜久雄が孤高の舞を披露した場所


紀の川を見下ろすロケーションに位置する「ホテルいとう」は、昭和レトロな雰囲気を色濃く残す老舗の観光ホテルです。
豪華なシャンデリアや深紅のカーペットが彩る館内は、映画の世界観にマッチした幻想的なムードが漂っています。
劇中では、歌舞伎の世界から離れ、心身ともに追い詰められた状態の喜久雄が、屋上で独り舞う衝撃的なシーンの撮影が行われました。
夕景に沈む和歌山の街を背に、極限状態の中で「美」を体現しようとする喜久雄の執念と狂気。
彼の生き様を象徴するこの場面は、多くの観客の記憶に刻まれています。
この場所に行くには、JR和歌山線「岩出駅」から徒歩20分ほどです。
車では、京奈和自動車道「岩出根来IC」から10分ほどで着きます。



喜久雄が1人で踊ってるシーンは美しいけどなんだか不気味だったね



彼は一体何を考えながらあそこで1人で舞っていたんだろうね
| 名称 | ホテルいとう |
| 所在地 | 和歌山県岩出市宮83 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 24h (宿泊・休憩利用による) |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 利用プランにより異なる (詳細はホテルへ確認) |
| 予約の要否 | 宿泊・休憩の予約可 |
| アクセス・駐車場 | 約30台 JR和歌山線「岩出駅」より徒歩約20分 京奈和自動車道「岩出根来IC」より約10分 |
| 作品ゆかりの展示 | なし |
| 公式サイト | http://www.hotelitoh.jp/ |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/kF8oJ87nGk85xbwa6 |
【聖地2】道成寺(和歌山県日高川町):物語の根幹を支える伝説の地


和歌山県下で最も古い歴史を持つ「道成寺」は、有名な「安珍・清姫伝説」の舞台として知られています。
ここは歌舞伎や能の代表的な演目である「道成寺もの」の発祥地でもあり、作中で喜久雄と俊介が共演する『二人道成寺』のモチーフそのものと言える場所です。
実際の舞踊シーンの撮影はセットや劇場で行われた箇所もありますが、映画のポスターやメインビジュアルに使われている景観はこの道成寺の雰囲気を色濃く反映しています。
作品のテーマを深く理解する上で、ファンなら一度は訪れたい象徴的なスポットです。
この場所に行くには、JR紀伊國線「道成寺駅」から徒歩7分ほどです。
車では、湯浅御坊道路「川辺IC」から5分ほどで着きます。



ここは国宝の映画の柱と言っても過言ではない場所だよね



とっても素敵で趣ある場所だよね
| 名称 | 道成寺 |
| 所在地 | 和歌山県日高郡日高川町鐘巻1738 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 9:00〜17:00 (「絵とき説法」の受付は16:00まで) |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 境内 無料 宝物殿・縁起堂(拝観+絵とき説法) 大人 700円 小学生 350円 |
| 予約の要否 | 不要 (個人は予約なしで「絵とき説法」を聞けます) |
| アクセス・駐車場 | 約100台 JR紀伊國線「道成寺駅」より徒歩約7分 湯浅御坊道路「川辺IC」より約5分 |
| 作品ゆかりの展示 | なし |
| 公式サイト | http://www.dojoji.com/ |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/b1FiH7oWqc1cVcPt8 |
【訪問前に確認】映画『国宝』のロケ地見学や一般公開について
映画の撮影スポットへ行く際、気になるのが「実際に見学できるのか」という点でしょう。
結論から言うと、一般開放されている施設と、立ち入りが制限されている場所があります。
スムーズな聖地巡礼を楽しむために、以下のポイントを事前にチェックしておきましょう。
・一般公開されているロケ地
・立ち入り禁止・非公開エリアの注意点
順番に解説します!
一般公開されているロケ地
一般公開の代表例は、観光施設として運営されている場所です。
例えば「ホテルいとう」は公式サイトにて営業時間が明記され、予約の案内もあります。
- 「道成寺」も公式サイトにて開所時間が公開されています。
訪問前に最新情報の確認が必要です。
立ち入り禁止・非公開エリアの注意点
ロケ地でも、通常は立入できない場所があります。
映画『国宝』は撮影用オープンセットが解体されている可能性もあり、現地で同じ景観をみられない場合があります。
効率よく回る!映画『国宝』の聖地巡礼おすすめプラン
結論は、移動負担を減らす設計で満足度が上がります。
おすすめの巡礼ルート
和歌山で半日〜1日での組み立てが現実的です。
今回紹介した2つのロケ地は、どちらも公開情報が揃い、観光しやすい構成です。
- 王道ルート:道成寺・門前でランチ・ホテルいとう
- 電車旅ルート:岩出駅・ホテルいとう
- 弾丸ルート:道成寺・ホテルいとう・大阪
写真撮影に適した時間帯
撮影の基本は、人が少ない時間帯と光が柔らかい時間帯です。
屋外は午前の早めが歩きやすく、逆光も避けやすいです。
「道成寺」は入館締切があるため、到着時間を先に決めます。
【Q&A】映画『国宝』和歌山ロケ地に関するよくある疑問
残念ながら、安全上の理由から屋上への立ち入りは禁止されています。はい、宿泊可能です。
- 質問①吉沢亮さんが雨の中で舞った「屋上」には実際に入れますか?
- 質問②撮影に使われた客室に泊まることはできますか?
- 質問③道成寺での撮影シーンは、実際の境内で行われたのですか?
- 質問④車がない場合でも、1日で全スポットを回れますか?
- 質問⑤ロケ地に映画のポスターやサインなどの展示はありますか?
①吉沢亮さんが雨の中で舞った「屋上」には実際に入れますか?
安全確保の観点から、屋上への出入りは原則として許可されていません。
ですが、ホテル最上階にあるレストラン「シャトレーヌ」のテラス席からは、劇中と同じアングルの景色を楽しむことが可能です。
岩出市の夜景を一望しながら、映画の余韻を味わうのがファンの間での楽しみ方となっています。
②撮影に使われた客室に泊まることはできますか?
はい、宿泊可能です。
映画のロケで使用されたお部屋は、当時の内装(ベッドやカーテン、じゅうたん)がそのまま維持されています。非常に人気があるため、予約時に「映画『国宝』のロケで使われた部屋」を希望する旨を伝え、早めに空き状況を確認することをおすすめします。
③道成寺での撮影シーンは、実際の境内で行われたのですか?
道成寺は物語の象徴的な場所として登場しますが、歌舞伎の舞台シーンなどはスタジオや実際の劇場で撮影された部分も多いです。
しかし、道成寺は『二人道成寺』のルーツそのものであり、作品の世界観を理解する上では欠かせない場所です。境内の雰囲気や「絵とき説法」の内容は、映画の重厚なテーマと深くリンクしています。
④車がない場合でも、1日で全スポットを回れますか?
公共交通機関のみでも可能ですが、事前の計画が重要です。
「ホテルいとう(岩出駅)」と「道成寺(道成寺駅)」は同じJRの路線(和歌山線と紀勢本線)で繋がっていますが、乗り換えを含めると移動に約1時間半〜2時間ほどかかります。午前中に道成寺、午後にホテルいとうというスケジュールであれば、電車と徒歩で十分に巡礼可能です。
⑤ロケ地に映画のポスターやサインなどの展示はありますか?
「ホテルいとう」のロビー付近などに、撮影時の様子や作品に関連する掲示がされていることがあります。
また、道成寺には演目の由来となった貴重な絵巻物などの常設展示があり、映画の背景知識を深めることができます。時期によって展示内容が変わる場合があるため、現地のスタッフさんに優しく尋ねてみるのも良いでしょう。
映画『国宝』のロケ地に対するSNSの声
映画『国宝』のロケ地に対するSNSの声をご紹介します。




本記事では、映画『国宝』の世界を彩った和歌山県のロケ地を詳しく解説してきました。



すでに多くのファンが足を運んでいるこれらのスポットは、日本の伝統や情緒を肌で感じられる場所ばかりです。



映画を観たあとに実際の撮影地を巡ることで、作品への理解もより一層深まるはず。
今度の週末は、ぜひカメラを片手に『国宝』の物語を追体験する旅へ出かけてみてください。









