ドラマ『踊る大捜査線』の舞台である「湾岸署」はどこにあるのか、今でも見学できるのか気になっているファンの方は多いはず。
本記事では、作中に登場する湾岸署のロケ地情報を網羅し、具体的な場所やアクセス方法、撮影当時のエピソードなどを詳しくお届けします。
現地を訪れれば、あの有名な劇伴が頭の中に流れ出し、青島刑事たちの熱い物語が脳裏に浮かんでくることでしょう。
聖地巡礼をスムーズに楽しむためのモデルコースや、現在の現地の状況もあわせてガイドしていきます。
なぜファンは惹かれるのか?『踊る大捜査線』のシンボル「湾岸署」の背景

1997年の放送開始以来、空前の大ヒットを記録した『踊る大捜査線』は、織田裕二さん演じる青島刑事を主軸に据えた、リアリティ溢れる警察ドラマです。
従来の勧善懲悪な刑事モノとは一線を画し、警察組織内の階級社会や官僚制をリアルに描写したことで、多くの視聴者の心をつかみました。
作中で象徴的な役割を果たす「湾岸署」には、時代によって異なる2箇所のロケ地が存在します。
物語初期から活躍した旧庁舎は、江東区潮見にある「DSBグループ潮見ビル」です。
一方、シリーズ後半の『THE MOVIE3』からは、お台場エリアの「the SOHO」へと舞台が移りました。
青島刑事のキャリアと共に歩んできたこれらの建物は、今なお多くのファンが足を運ぶ特別な場所となっています。
【一覧】『踊る大捜査線』に登場した湾岸署の撮影スポット
さて、ここからは実際に「踊る大捜査線」に登場する湾岸署の撮影が行われたロケ地を具体的にご紹介していきますね。
| 登場したシーン | ロケ地・施設名 | 都道府県・国名 |
|---|---|---|
| 旧湾岸署 | DSBグループ潮見ビル(旧・内田洋行潮見ビル) | 東京都江東区 |
| 湾岸署の内部(会議室) | タイム24ビル | 東京都江東区 |
| 最寄り駅 | 東京テレポート駅(りんかい線) | 東京都江東区 |
| 新湾岸署 | the SOHO | 東京都江東区 |
ドラマや映画で見たあのシーンが、実際にはどんな場所で撮影されていたのか詳しく知りたくなるのもファンの心理ですよね。
ここからは、各スポットの詳細な行き方や撮影裏話など、さらに踏み込んだ情報を紹介します。
パソ先生実は「初代・湾岸署」はお台場の中心地ではなく、少し離れた駅にあるんですよ。



現在の建物の様子がどうなっているのか、一緒にチェックしていきましょう。
【詳細解説】東京都内にある湾岸署の主要ロケ地
湾岸署のロケ地は主に東京都江東区が舞台になります。
湾岸署の外観と、ロビーや会議室で撮影地が分かれています。
①:DSBグループ潮見ビル(旧・内田洋行潮見ビル)|旧湾岸署
『踊る大捜査線』の初代湾岸署
— KIYASU/キヤス『映画探検ログ』 (@kiyasu) September 28, 2024
江東区のDSBグループ潮見ビル pic.twitter.com/jc27H2qmhD
江東区潮見に位置するDSBグループ潮見ビルは、ファンにとって欠かせない重要スポットです。
ドラマ版から劇場版第2作まで、湾岸署の外観や屋上、さらには署内のシーンで使用されました。
まさに『踊る』シリーズの原点ともいえる場所であり、最も有名なロケ地と言っても過言ではありません。
電車で向かう場合は、JR京葉線の潮見駅から徒歩でわずか3分程度と、アクセスも非常に良好です。



周囲に大きな建物が少なかった当時の雰囲気が、「空き地署」と呼ばれた湾岸署のイメージにぴったりでした。



正面玄関にある植え込みなど、映像で見覚えのある景色を目の当たりにすると、感動もひとしおです。
| 名称 | DSBグループ潮見ビル(旧・内田洋行潮見ビル) |
| 所在地 | 東京都江東区潮見2丁目9-15 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 特になし |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 無料 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 首都9号深川線 枝川出口より5分/駐車場あり・70台 |
| 作品ゆかりの展示 | 特になし |
| 公式サイト | https://office.mecyes.co.jp/office/detail/13/13108/a2510000000QT7xAAG |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/Uaj2dKEB5rLcvpMC8 |
②:タイム24ビル|会議室等


青海エリアに立つタイム24ビルは、数多くの貸し会議室を擁する大型のビジネス拠点です。
劇中では、ピリついた空気のなかで行われる捜査会議やマスコミ向けの会見場として頻繁に登場しました。
第9話の緊迫した飛び降り未遂シーンでも、このビルがロケ地となっています。
ゆりかもめのテレコムセンター駅から歩いて2分ほどで到着するため、お台場観光のついでに立ち寄りやすいのも魅力です。



実際のオフィスビルでありながら、撮影時には膨大な備品やスタッフが投入され、本物の警察本部さながらの熱気が再現されていたそうです。



ドラマの緊張感を思い出しちゃうね!
| 名称 | タイム24ビル |
| 所在地 | 東京都江東区青海2丁目4番32号 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | エントランスは24時間解放(制限あり)、研修会議室は7:00〜23:00 |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | エントランスは無料 |
| 予約の要否 | エントランスは不要 |
| アクセス・駐車場 | 【千葉方面から】首都高速湾岸線 有明出入口より約7分【横浜方面から】首都高速湾岸線 臨海副都心出入口より約3分【都心方面から】首都高速11号台場線 台場出入口より約5分/駐車場あり(約20台)・250円/30分 |
| 作品ゆかりの展示 | 特になし |
| 公式サイト | https://www.bigsight.jp/organizer/buildings/time/ |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/zvXpN5qZ5u2k6zdv6 |
③:東京テレポート駅|旧湾岸署の最寄駅


東京テレポート駅は、東京都江東区青海1丁目にある、東京臨海高速鉄道(TWR)りんかい線の駅です。
ここは、警視庁湾岸警察署に勤務する青島刑事が利用していた駅で、ドラマ第1話から登場します。時には犯人を追って駆け抜けるなど、『踊る』シリーズの「玄関口」とも言える場所です。
この場所に行くには電車を利用するのが最も一般的で、新宿駅から約23分、東京駅からは約25分で到着します。



東京テレポート駅の発車メロディーは、踊る大捜査線のテーマ曲なんだよね!



駅に降り立った瞬間から「踊る」の世界に没頭できそうだね!
| 名称 | 東京テレポート駅 |
| 所在地 | 東京都江東区青海1丁目2 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 始発~終電 |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 無料 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 【千葉方面から】首都高速湾岸線 有明出入口より約5分【横浜方面から】首都高速湾岸線 臨海副都心出入口より約3分【都心方面から】首都高速11号台場線 台場出入口より約4分/ |
| 作品ゆかりの展示 | 特になし |
| 公式サイト | https://www.twr.co.jp/route/tabid/112/Default.aspx#prettyPhoto |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/rt2u49wJ1enKbXjr8 |
「踊る大捜査線」湾岸署|THE MOVIE3~THE FINALのロケ地
THE MOVIE3~THE FINALの湾岸署のロケ地は、東京都江東区にある別のビルになります。
①:the SOHO|新湾岸署
警察ネタを一つ。
— ⛤️ひつじ⛤️ (@10_hituji_10) November 13, 2025
「踊る大捜査線」の新湾岸署のロケ地は東京湾岸署の隣の貸しビル。またEDシーンに見かける柵に見覚えが、、、 https://t.co/W7aDtS2trT pic.twitter.com/KSWxDCCiW3
the SOHOは、東京都江東区青海に所在する日本最大級のサービスオフィス・レンタルオフィスです。
スタイリッシュでカラフルなこのビルは、映画第3弾から新湾岸署の外観として使用され、劇中でも引っ越しの様子が描かれています。
また、となりには本物の東京湾岸警察署があるので、セットで回るのもおすすめです。
この場所に行くには、電車を利用するのが最も一般的で、東京都臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)東京国際クルーズターミナル駅、またはテレコムセンター駅より徒歩5分のところにあります。



2008年に開署した東京湾岸警察署は、住民からの圧倒的な支持を得てこの名称となったんだよ。



ファンにしてみたら現実に「湾岸署」ができて大興奮だよね!
| 名称 | the SOHO |
| 所在地 | 東京都江東区青海2丁目7-4 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 特になし |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 無料 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 【千葉方面から】首都高速湾岸線 有明出入口より約5分【横浜方面から】首都高速湾岸線 臨海副都心出入口より約3分【都心方面から】首都高速11号台場線 台場出入口より約4分/周辺の時間貸駐車場を確認 |
| 作品ゆかりの展示 | 特になし |
| 公式サイト | https://rjsoho.com/ |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/CJFb9MFjC3VitcJa6 |
聖地巡礼の注意点|湾岸署のロケ地は中まで入れる?
結論は、見学できる場所とできない場所が混在します。
事前に公式情報と現地表示を確認ください。
・一般公開されているロケ地
・立ち入り禁止・非公開エリアの注意点
順番に解説します!
一般公開されているロケ地
一般公開の代表例は、各施設の外観や駅前などです。
オフィスビルは内部を自由に見学できる場所は限られていますが、建物内には一般利用ができる飲食店などもあります。
- DSBグループ潮見ビル周辺は、自由に散策が可能です。
- タイム24ビル周辺は、自由に散策が可能です。
- the SOHO周辺は、自由に散策が可能です。
訪問前に最新情報の確認が必要です。
立ち入り禁止・非公開エリアの注意点
ロケ地でも、通常は立入できない場所があります。
ほとんどが一般の企業が利用するオフィスビルになります。通行や利用する方の迷惑にならないよう、マナーを守って見学しましょう。
より深く楽しむために!湾岸署ロケ地巡りのコツとおすすめプラン
お台場は観光地なので、結論は電車+徒歩でロケ地を楽しむのがおすすめです。
おすすめの巡礼ルート例
ロケ地はお台場エリアに集中しているので回りやすいです。
新旧の湾岸署から名シーンの現場まで、作品の歴史を辿るように組み立てるといいでしょう。
- 午前:JR京葉線「潮見駅」 → DSBグループ潮見ビル → 東京テレポート駅
- 午後:夢の大橋&センタープロムナード → タイム24ビル → the SOHO&東京湾岸警察署
写真撮影に適した時間帯
綺麗な写真を残すなら、訪問する「タイミング」にもこだわってみましょう。
初代湾岸署の潮見ビルは東向きなので、午前中の日光が当たるときに撮影すると建物が白く映えます。
一方で、新庁舎のthe SOHOは夕刻からがおすすめ。モダンな外装が夕日に照らされる姿は圧巻ですし、夜の帳が下りる頃の湾岸署周辺はドラマ特有のシリアスなムードを演出してくれます。
なお、いずれの施設も現役のビジネスビルですので、マナー厳守を忘れずに。
敷地内への無断侵入や業務を妨げるような行動は避け、公道から節度を持って楽しみましょう。
よくある質問(FAQ)|「踊る大捜査線」湾岸署のロケ地について
「踊る大捜査線」湾岸署のロケ地について、よくある疑問を整理します。
- 質問①「旧湾岸署」と「新湾岸署」の場所はどこ?
- 質問②建物の中に入って見学することはできる?
- 質問③本物の「東京湾岸警察署」とは関係があるの?
- 質問④写真を撮るのにベストな時間はいつ?
- 質問⑤周辺に車を止める場所はある?
①「旧湾岸署」と「新湾岸署」の場所はどこ?
ドラマ版から映画第2弾まで使用された「旧湾岸署」は、江東区潮見にあるDSBグループ潮見ビル(旧称:内田洋行潮見ビル)です。一方、第3弾から登場した「新湾岸署」は、江東区青海のthe SOHOというオフィスビルがロケ地となっています。これらは電車で15分ほど離れた別々の場所に位置しているため、1日で両方を巡る場合は移動ルートを事前に把握しておくことが効率的な観光のポイントとなります。
②建物の中に入って見学することはできる?
残念ながら、旧・新ともに民間企業が入居する現役のオフィスビルや共同住宅であるため、内部への一般立ち入りや見学はできません。特に「the SOHO」は居住・ワークスペースとしてのセキュリティが厳重です。ファンとしては聖地の中に入りたい気持ちもありますが、敷地外の公道から外観を撮影し、当時のシーンに思いを馳せるのがマナーです。周辺には公園や遊歩道も多いため、落ち着いて遠景から建物を楽しむのがおすすめです。
③本物の「東京湾岸警察署」とは関係があるの?
江東区青海にある現在の「東京湾岸警察署」は、ドラマのヒットを受けて新設された実在の警察署ですが、劇中の撮影でメイン庁舎として使われたことはありません。ただし、シリーズ最終作の公開時にはタイアップイベントが行われるなど、ファンにとっては「名前の由来となった聖地」として定着しています。「the SOHO(劇中の新湾岸署)」のすぐ隣に位置しているため、ドラマのフィクションと現実が交差する不思議な感覚を味わえるスポットです。
④写真を撮るのにベストな時間はいつ?
建物の質感やドラマの雰囲気を再現するなら、午前中の早い時間帯がベストです。旧湾岸署(潮見)は東側に正面があるため、午前中が順光になり、青空をバックに美しい白亜の庁舎を捉えられます。一方、新湾岸署(お台場エリア)は、夕暮れ時の「ゴールデンアワー」に訪れると、ガラス張りの外壁がドラマチックに輝きます。また、夜は周辺の街灯が灯り、劇中の夜間シーンのような臨場感ある写真を収めることができます。
⑤周辺に車を止める場所はある?
潮見の旧湾岸署周辺は、ビジネス街のためコインパーキングが点在していますが、平日はトラックの往来が多いので注意が必要です。お台場の新湾岸署周辺は、観光地ということもあり大規模な駐車場が充実しています。ただし、撮影に没頭するあまり路上駐車をしてしまうと、本物の「湾岸署」のお世話になってしまう可能性があるため、必ず近隣の有料駐車場を利用しましょう。徒歩移動を組み合わせることで、青島刑事が歩いた景色をより身近に感じられます。
「踊る大捜査線」湾岸署のロケ地に対するSNSの声
「踊る大捜査線」湾岸署のロケ地に対するSNSの声をご紹介します。
1月に踊る大捜査線のロケ地巡りしてきました。#odoru#踊るプロジェクト#踊る大捜査線 pic.twitter.com/RYdapkcufi
— サカモトタケシ ネットワーク捜査員 (@odorutakeshi185) March 1, 2025
湾岸署に来ちゃった。
— みやしゅんマン (@koushienmsms) November 24, 2024
東京きたら絶対行こうと思ってた場所。
ロケ地巡りも立派な観光よ。
敬礼しちゃうよね、そりゃ。笑#踊る大捜査線大好きマンにはたまらない場所 pic.twitter.com/vn9DSXgl8T
今回は『踊る大捜査線』の舞台、湾岸署のロケ地を徹底解説しました。



放送から時間が経った今でも、湾岸エリアには当時の面影を感じさせるスポットが数多く点在しています。



劇中の名シーンを思い浮かべながら、実際に自分の足で歩いてみるのは格別な体験になるはず。
青島刑事が駆け抜けたあの街並みを肌で感じ、作品の世界にどっぷりと浸ってみてはいかがでしょうか。
今度の週末は、カメラを片手に湾岸エリアの聖地巡礼へ出かけてみてください。









