
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』は、戦前の岡山を皮切りに、昭和から平成へと紡がれる、祖母・母・娘の三世代にわたる波乱万丈な物語です。
本作においてロケ地巡りが盛り上がりを見せている理由は、ヒロインの交代とともに舞台が岡山、大阪、京都へと変遷し、それぞれの時代の空気を纏った風景が視聴者の心に深く刻まれているからに他なりません。
ドラマの名シーンを彩った実在の景色を訪れることで、登場人物たちが歩んだ激動の人生を追体験できるため、聖地巡礼を楽しむファンが後を絶ちません。
本記事では、物語の鍵を握る重要なロケ地を詳しく紐解いていきます。
【一覧表】『カムカムエヴリバディ』の主要ロケ地スポットをチェック!
さて、ここからは実際にカムカムエヴリバディの撮影が行われたロケ地を具体的にご紹介していきますね。
| 登場したシーン | ロケ地・施設名 | 都道府県・国名 |
|---|---|---|
| ひなたが就職する 「条映太秦映画村」 | 東映太秦映画村 | 京都府 |
| 安子が稔に会いに行く「岡山駅」 | 豊郷小学校旧校舎群 | 滋賀県 |
| 安子と稔の自転車練習 | 旭川河川敷(岡山後楽園付近) | 岡山県 |
| 雉真家の屋敷外観 | 旧杉山家住宅 | 大阪府 |
| 岡山の街並み | 岡山城 | 岡山県 |
ドラマが描き出した温かな世界観が、実際のロケ現場でどのように息づいているのか、その詳細が気になるところです。
そこでここからは、各スポットの詳細なアクセス情報や現地の様子、撮影にまつわる裏話などを一つずつ深掘りしていきます。
パソ先生「あのお気に入りの場面はここで撮られたんだ」と実感するだけで、感慨深い気持ちになりますね。



現地に足を運べば、まるで自分がヒロインになったような没入感を味わえるはずですよ!
エリア別解説:『カムカムエヴリバディ』3つの主要舞台を巡る
物語が展開される主要な拠点は、岡山市、大阪市、そして京都市の3つのエリアに集約されます。
安子編の岡山から始まり、るい編の大阪、ひなた編の京都へと、バトンを繋ぐように舞台が移り変わっていく構成こそが本作の大きな魅力です。
①:東映太秦映画村|ひなたが就職する「条映太秦映画村」
京都市右京区に位置する東映太秦映画村は、時代劇のオープンセットを見学できる日本屈指の体験型テーマパークです。
本物の撮影スタジオとしての顔も持ち、数多くの名作がここで産声を上げてきました。
本作では「ひなた編」を象徴する場所として描かれ、ヒロイン・ひなたが就職を決める場面や、活気あふれる撮影現場の裏側、映画人たちとの交流を通して彼女が成長していく物語の主戦場となりました。
嵯峨野線「太秦駅」→徒歩5分
京福電気鉄道嵐山本線「太秦広隆寺駅」→徒歩5分
京都駅から京都市バス「太秦映画村道下車」→徒歩5分
どのルートでも京都駅から30分以内で行けるアクセスの良さです。



ひなたが挑戦した「ミス条映コンテスト」は、実際に映画村で開催されていた「ミス映画村」というイベントがモデルなんだって!



物語がより現実と重なって感じられるね!
| 名称 | 東映太秦映画村 |
| 所在地 | 〒616-8586 京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 基本営業時間 (3~7月、9月の平日、10・11月毎日): 9:00~17:00 春夏・土日祝営業時間 (3~7・9月の土・日曜、祝日、8月毎日): 9:00~18:00 冬期営業時間 (12~2月の平日): 9:30~16:30 冬期・土日祝営業時間 (12~2月の土・日曜、祝日): 9:30~17:00 (2026年3月27日まで休業中) |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 大人:2800円 子供(3歳から小学生):1600円 |
| 予約の要否 | WEBでの事前購入が推奨 (当日購入も可) |
| アクセス・駐車場 | 有・約500〜600台 1日最大1500〜1700円程度 名神高速道路「京都南IC」または「京都東IC」から約40〜50分 |
| 作品ゆかりの展示 | 2022年3月〜7月まで有 現在は終了 |
| 公式サイト | https://www.toei-eigamura.com/sp/ |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/2LBuhtaiSJ1BMAx36 |
②:豊郷小学校旧校舎群|安子が稔に会いにいく「岡山駅」


滋賀県にある豊郷小学校旧校舎群は、建築家ヴォーリズが手掛けた、モダンで洗練された洋風デザインが目を引く歴史的建造物です。
保存状態が非常に良く、現在は地域の文化拠点として親しまれる傍ら、数々の映像作品の舞台に選ばれています。
ドラマ内では、戦前の「岡山駅」などの設定として登場。
稔との別れを惜しむ安子の切ない表情が印象的な、初期の重要シーンを彩る美しい背景となりました。
近江鉄道本線「豊郷駅」→徒歩10分
歩いて行けるため聖地巡礼でも比較的訪れやすい場所となっています



人通りの少ない早朝に撮影が行われたんだって!



青春の雰囲気が伝わってくるね!
| 名称 | 豊郷小学校旧校舎群 |
| 所在地 | 〒529-1169 滋賀県犬上郡豊郷町石畑518 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 9:00〜17:00 |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 無料 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 有・100台 名神高速道路「湖東三山スマートIC」より約10〜15分 |
| 作品ゆかりの展示 | 展示の有無についての情報は見つかりませんでした。 |
| 公式サイト | https://toyosato-kanko.jp/ |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/tX3kTpsuQVCpzDnG8 |
③:旭川河川敷(岡山後楽園付近)|安子と稔の自転車練習


岡山市内を穏やかに流れる旭川のほとりは、岡山城や後楽園といった名勝を一望できる、市民の憩いの場です。
開放感あふれるこのロケーションは、散策やリフレッシュにも最適な場所となっています。
『カムカムエヴリバディ』においては、安子と稔が過ごした瑞々しい青春の日々を描くシーンで頻繁に登場しました。
特に、
・橘安子が自転車の練習をする場面
・雉真稔と一緒に過ごす河川敷のシーン
など、二人の関係が深まっていく印象的な場面が撮影された場所として知られています。
岡山駅前バスターミナルから路線バス「後楽園前」または「県庁前」→徒歩約5分
徒歩の場合は岡山駅から徒歩約25分で行くことができます。



人通りの少ない早朝に撮影が行われたんだって!



青春の雰囲気が伝わってくるね!
| 名称 | 旭川河川敷 |
| 所在地 | 〒709-3111 岡山県岡山市北区建部町福渡 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 24時間 |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 無料 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 専用駐車場無 近隣にコインパーキング有 山陽自動車道「岡山IC」より約30分 |
| 作品ゆかりの展示 | 展示の有無についての情報は見つかりませんでした。 |
| 公式サイト | https://www.pref.okayama.jp/soshiki/64/ |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/iS8RDgxEarEpQh1f6 |
④:旧杉山家住宅|雉真家の屋敷外観


旧杉山家住宅は、大阪府富田林市の歴史的な町並み「寺内町」にある江戸時代の商家住宅で、国の重要文化財にも指定されている建物です。広い土間など、同時の豪商の暮らしを感じられる造りが特徴で、現在は一般公開され歴史的な町家建築を見学できる施設となっています。
『カムカムエヴリバディ』では、雉真稔の実家である雉真家として登場し、安子が訪れる場面など物語の初期に登場する印象的なシーンの舞台となっています。
近鉄長野線「富田林駅」→徒歩約10分
駅から寺内町の街並みに向かって歩くと、歴史的な町家が並ぶエリアの中に旧杉山家住宅があります。



町家の雰囲気を活かすため、大きな改装はせず撮影されたんだって!



安子や稔が過ごした時代の雰囲気を感じられるね!
| 名称 | 旧杉山家住宅 |
| 所在地 | 〒584-0033 大阪府富田林市富田林町14-31 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 10:00〜17:00 (11月〜3月は16:00閉館) |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 大人:400円 子供(6才〜16才未満):200円 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 有・30台 南阪奈道路「花洩野IC」より約15〜20分 |
| 作品ゆかりの展示 | ポスターと出演者のサインが飾られていたという情報がありますが、現在は不明 |
| 公式サイト | https://jinaimachi.net/facility_information/sugiyamake/ |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/ELJotAEdAZKa64MB7 |
⑤:岡山の街並み|岡山城


岡山城は、岡山市中心部にある歴史的な城で、黒い外観から「烏城(うじょう)」とも呼ばれる岡山を代表する観光名所です。1597年に大名の宇喜多秀家によって築かれ、現在は復元された天守から岡山市内や旭川の景色を一望できるスポットとして多くの観光客が訪れています。
『カムカムエヴリバディ』では、橘安子が暮らしていた岡山の風景として、城と旭川を背景にしたカットが登場し、物語の舞台である岡山の雰囲気を伝える場面で使われています。
路面電車岡山電気軌道東本山線「城下停留所」→徒歩約10分
岡山駅から岡山バスで「県庁前」→徒歩約5〜10分
岡山駅から徒歩約25分で行くこともできます。



旧杉山家住宅と同じく、早朝に撮影したみたいよ〜!



観光客が多い場所だからね!
| 名称 | 岡山城 |
| 所在地 | 〒700-0823 |
| 営業時間(時期・状況により変動する場合あり) | 9:00〜17:30 |
| 料金(時期・状況により変動する場合あり) | 大人(15才以上):400円 小・中学生:100円 未就学児:無料 |
| 予約の要否 | 不要 |
| アクセス・駐車場 | 無 近隣にコインパーキング有 岡山山陽自動車道「岡山IC」より約20分 |
| 作品ゆかりの展示 | 無 |
| 公式サイト | https://okayama-castle.jp/ |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/pNrnGkcuFnvjXvSx7 |
『カムカムエヴリバディ』のロケ地は実際に見学できる?
結論は、見学できる場所とできない場所が混在します。
事前に公式情報と現地表示を確認ください。
・一般公開されているロケ地
・立ち入り禁止・非公開エリアの注意点
順番に解説します!
一般公開されているロケ地
一般公開の代表例は、観光施設として運営されている場所です。
例えば「東映太秦映画村」は入場料と営業時間が明記されています。
- 「豊郷小学校旧校舎群」は文化施設として一般公開されており、校舎内部も見学できるエリアがあります。
- 「旧杉山家住宅」は外観は街並みから見ることができ、入場料を払えば内部も見学できます。
- 「岡山城」は自由に敷地を見学でき、入館料を払えば天守にも登ることができます。
訪問前に最新情報の確認が必要です。
立ち入り禁止・非公開エリアの注意点
ロケ地でも、通常は立入できない場所があります。
今回紹介したロケ地は、基本的に立ち入り禁止の場所はありません。
しかし、周辺には実際に住んでいる方もいるため、周囲の環境や地域の方への配慮も大切です。
写真撮影や見学の際は、私有地に入らない、通行の妨げにならないなどマナーを守ってロケ地巡りを楽しみましょう。
聖地巡礼ガイド:『カムカムエヴリバディ』の舞台を賢く巡るコツ
県をまたぐため、すべてのロケ地をまわるには時間がかかりますが、物語の舞台順にまわることで舞台の流れを感じながらロケ地巡りをすることができます。
おすすめの巡礼ルート例
ゆっくり巡るなら2〜3日がおすすめです。
1日目:岡山エリア
2日目:大阪・京都エリア
『カムカムエヴリバディ』のロケ地は岡山・大阪・京都周辺に集まっているため、この3エリアを中心に巡るのがおすすめです。
①岡山エリア:岡山城→旭川河川敷
↓新幹線で移動
②大阪エリア:旧杉山家住宅
↓JRまたは私鉄で移動
③京都エリア:東映太秦映画村
↓JRまたは私鉄で移動
④滋賀エリア:豊郷小学校旧校舎
観光施設として運営されている場所は、臨時休業などもあるため事前に情報を確認しましょう。
写真撮影に適した時間帯
『カムカムエヴリバディ』のロケ地で写真を撮るなら、観光客が比較的少なく光もやわらかい朝の時間帯がおすすめです。
特に、岡山城や旭川河川敷周辺は朝の光が川や城に反射してきれいな写真を撮りやすい場所とされています。
よくある質問(FAQ)|『カムカムエヴリバディ』のロケ地について
ロケ地は今回紹介した場所だけではありません。
他にもドラマの情景を思い出させるようなスポットがあります。
- 質問①カムカムエヴリバディの海はどこですか?
- 質問②カムカムエヴリバディの神社はどこですか?
- 質問③カムカムエヴリバディの商店街のモデルはどこですか?
①カムカムエヴリバディの海はどこですか?
ドラマ内で「旭海岸」として登場した海のロケ地は、兵庫県淡路島の「吹上浜」です。
海岸沿いの道や砂浜が美しいシーンとして登場していて、るいと錠一郎たちのドライブなどの名シーンが撮影されました。
②カムカムエヴリバディの神社はどこですか?
ドラマ内で「朝丘神社」として登場した神社のロケ地は、滋賀県の「大城神社」です。
安子と稔が祈ったり祭りの縁日を楽しんだりするシーンが撮影されました。
③カムカムエヴリバディの商店街のモデルはどこですか?
ドラマ内で「朝丘町商店街」という架空の名前で登場する商店街は、岡山県の「岡山表町商店街」がモデルになっていると言われています。
商店街のアーケードやレトロな雰囲気の通りが、安子やひなたたちが歩くシーンにマッチしていて、最終週のクリスマスや追いかけっこなどの場面でも登場しました。
『カムカムエヴリバディ』のロケ地に対するSNSの声
『カムカムエヴリバディ』のロケ地に対するSNSの声をご紹介します。
今回、本作のゆかりの地を詳しくリサーチしたところ、放送終了後もなお多くのファンが現地を訪れていることが判明しました。



実際にその場に立つと、劇中の感動が鮮やかによみがえりますね。



有名な観光スポットが多いため、家族や友人との旅行先としても非常におすすめです。
令和の現代にいながら、昭和初期や戦後の熱気を感じられる不思議な体験が待っています。
次の休みには、ぜひドラマの余韻に浸る「ロケ地巡りの旅」へ出かけてみませんか。









